ルイス・ハミルトンは、2010年のチームメイトとしてジェンソン・バトンが決定したことを歓迎すると共に、来季のマシンMP4-25は素晴らしいマシンであり、ふたりとも常に優勝を争っていくことになるだろうと自信を示した。
ハミルトンとバトンがペアを組むことで、マクラーレンはオールブリティッシュチームとなり、新シーズンにはふたりの世界チャンピオンを擁して戦うことになる。
「ジェンソンがボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに加入する決心をしたというのは素晴らしいニュースだ」とハミルトンはコメントしている。
「彼と共に働くのが楽しみだし、2010年に世界選手権を勝ち取れる力を持ったマシンでシーズンをスタートできるようエンジニアたちは頑張ってくれるだろう」
「ジェンソンのことは前から知っているし、僕らはとてもうまくやっている。ふたりともチームの成功を心から願っている。僕らは互いにプッシュし合うことになるけれど、一緒に働く上での素晴らしい関係をすぐに築けるはずだ」
「彼は優れたドライバーだ。コントロールがとてもうまく、とてもスムーズな走りをし、知識と経験もとても豊富だ。僕らは互いにうまく補いあうことができ、僕らの協力関係によってチームの力を向上させることができるだろう」
「また、同じイギリス人ワールドチャンピオンと共にレースができることにも喜んでいる。僕らはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスをF1で最高のチームにするために協力していけるはずだ」
「もちろん、イギリス人ドライバーとして、僕らが英国を代表して戦えることに興奮している。今日の発表はイギリスのスポーツファンにとって最高のニュースだと思う。来年3月にシーズンがスタートする時、彼らが僕らを心から応援してくれることを願っている。今からシルバーストンが楽しみだよ。すごいことになりそうだ!」
「2009年後半のリザルトからして、僕らはこの冬から新シーズンスタートに向けてこの勢いを維持できるだろうと自信を持っている。僕は2010年のマシンMP4-25の開発作業を密接にチェックしてきた。この最新のマシンによって僕らふたりは常に優勝争いに加わっていけるはずだ」