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ウィットマーシュ「予選ルール変更は慎重に」

2008年3月26日

 マクラーレンのCEO、マーティン・ウィットマーシュは、土曜日のセパンの最終予選で起きた事態を招いたのは、ルール作りで見落としをした各チーム自身であると考えている。しかし、規則を変更する前には冷静に考慮する必要があると主張している。

 ウィットマーシュは、マレーシアの週末を振り返って、当然ながらヘイキ・コバライネンとルイス・ハミルトンに科せられたペナルティについて触れた。このペナルティにより、ふたりはグリッドを2列目から8位と9位に下げられてしまった。しかしウィットマーシュは、これを厳しいと表現することは避けた。
「ヘイキとルイスは、進路妨害をしないよう精一杯努力していたが、他のドライバーたちのフラストレーションも分かるし、スチュワードの決断も理解できる」とウィットマーシュは語った。
「表面上は厳しく思われるかもしれないが、オフィシャルははっきりしたメッセージを発信する必要があり、私たちはそれを尊重する」

 論争の直後の主張を繰り返し、ウィットマーシュは、マクラーレンが両ドライバーにまだフライングラップ中のマシンがあることを伝えようとしたのだ、と述べた。しかし、コース上で走っていたポジションの関係で、できることはほとんどなかったのだという。
「通常、予選終盤に各マシンが同時にアタックするものだが、今回はウチを含めてかなりのドライバーたちが、雨の恐れが明白にあったため、若干早めに出て行った。結局、6台のマシンが同時にサーキットの同じ地点を走行するという状況になってしまった。4台のマシンが、アタックを終えて燃料節約モードで走行しており、そのうちの2台がルイスとヘイキだった(あとの2台はフェリペ・マッサとロバート・クビカ)。だが、他の2台(ニック・ハイドフェルドとフェルナンド・アロンソ)は、まだ全開で走行していた」
「私たちは、ウチのドライバーたちに、速いマシンが近づいてくることを知らせ、邪魔をしないよう警告した。ヘイキはミラーを見て、たくさんのマシンを認めた。何台かは左に、何台かは右にいて、BMWが右に方向を変えたのが見えたので、クイックラップ中なのかどうかを瞬時に判断しなくてはならなかった。彼は、後ろのマシンが時速200kmほどの接近スピードでやって来ている場合、コースを横切るのは危険だろうと判断したのだ」


 マレーシアでの事態を受けて騒ぎが起きているなか、ウィットマーシュもレギュレーションの変更を望むかと尋ねられると、彼はいかなる変更も慎重な検討を要すると答えた。
「後先を考えずに行動しないよう、気をつける必要がある。しかし、全チームがルール作りのプロセスに関わっているのであり、前回レギュレーションが変更されたときに、私たちは何かを見落としてしまったのだ」とウィットマーシュは語り、このような事態を防止するための条項がルールブックに加えられるべきだったと示唆した。
「誰もが燃料を節約するためにスピードを緩める。なぜならルールがそれを許可しているからだ。しかし実際には、混雑したコース上で時速200kmもの接近スピードが許されるようなレギュレーションは、決してあってはならないだろう」




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