来季F1参戦に向けてエントリー再申請を決めたスーパーアグリF1チームは、エントリーに反対しているチームがあるのは確かだが、心配していないというコメントを発表した。

　FIAに申請した最初のエントリーは却下されたため、鈴木亜久里のチームは、2006年のグリッドにつくために新たなエントリーを申請することになった。エントリーが実現すれば、佐藤琢磨がチームを率い、ホンダエンジンと（少なくとも短期的には）2002年のアロウズシャシーを使用することになると見られている。
　しかし、チームがFIAの定める基準をすべて満たすことができるとしても、そのエントリーの可否は、現在F1参戦中の他の10チームの意向に左右される。
　アグリチームのエントリーには不特定の1チームが反対していると言われるが、チームのスポークスパーソンは、英クラッシュネットに対し、準備は順調であり、バーレーンでの来季開幕戦に2台のマシンをつけられると確信している、と語った。
「ひとつのチームがスーパーアグリF1チームの期限後のエントリーに反対しているのは本当ですが、私たちの準備は順調であり、非常にうまく進んでいます」
「私たちの期限後のエントリーに反対しているライバルチームについては、心配していません。バーレーンで初めてのグリッドにつけるだろうと、確信しています」