ルノー、年内テストはモンタニー中心に
2005年11月14日
今年いっぱいでルノーチームを去ることが決まっているフランク・モンタニーだが、チームの冬季テストのほとんどを担当することになった。レギュラーのレースドライバーたちが、長い休暇を取るからだ。
新ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソも、ジャンカルロ・フィジケラも、クリスマスと新年の休暇前には、たった一度しか走らない予定だ。フィジケラはモンタニーと組んで、12月2日にバルセロナでテストを行う。アロンソの方は、その2週間後に、へレスでテストを行う。
モンタニーの離脱で空くポジションには、GP2シリーズで活躍したヘイキ・コバライネンが収まると見られている。コバライネンは数年にわたって、ルノーの育成プログラムに加わってきているドライバーだ。ただし、彼の起用はまだ正式に発表されてはいない。コバライネンはライバルのBMWから、2006年の第2のレースシートに誘われているという報道もある。彼がルノーを離れることはありそうもないが、ホセ・マリア・ロペス、ジョルジョ・モンディーニ、そしてワールドシリーズの新チャンピオン、ロバート・クビカに与えられたテストの機会は、より重要なものとなってくるかもしれない。
モンタニーは、ルノーの9日間のテストすべてに参加する。コバライネンは、12月7〜8日、14〜15日の4日間、ヘレスでのテストに参加する。モンディーニ、ロペス、クビカは、11月30日〜12月2日にかけてのカタルニア・テストで、モンタニーと共に走ることになる。
RS26 V8がコースにお目見えするのは、2006年1月の予定となっており、ルノーは、来季に予想されるパワーレベルをシミュレーションするために、“制限をかけた”V10を走らせることにしている。チームによれば、それによって、来季に向けたタイヤ開発プログラムを最高の形でスタートできるはずだということで、これが来月のモンタニーの仕事の中心となるという。レースドライバーたちは、年明けからR26の集中的なテストを開始し、年内のテストは、減少するパワーレベルに慣れることが目的になる。
「誰もが、またコースに戻りたくてうずうずしている」と、シャシー担当テクニカルディレクターである、ボブ・ベルは語る。「私たちは、上海での日曜の夕方の状態に戻って、まさにそこから仕事を続けて行きたいと思っている」
モンタニーは、チャンプカーでの機会を探っているとも報じられている。チャンプカーで2年連続タイトルを獲得したセバスチャン・ブーデは、モンタニーの友人でありライバルでもあるが、彼と走ることになるのではとのウワサもある。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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