来季のF1参戦に向け、佐藤琢磨がオファーを受けているという新チーム。ホンダもエンジン供給に前向きとあって、にわかにこのチームの存在が注目を集めているが、そもそもこのチームをホンダに打診したのは、F1界のドン、バーニー・エクレストンだという。

　記者会見の席上で新チームの詳細に言及することはなかったが、ホンダは「新しいチームへのエンジン供給について、9月にバーニー・エクレストンから話を持ちかけられた。詳細は言えないが信頼たるチーム」と説明した。既にホンダとしては、BARを純ワークス化する方針が固まっていたため、さらに1チーム増やすことには慎重だったようだ。このため、エンジン供給する際には、ホンダが直接関与するのではなく、イギリスのHRD（ホンダ・レーシング・デベロップメント）が窓口となるという。

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