フェリペ・マッサ(ザウバー)
Q:フェリペ、終盤戦というのは、君にとって少しばかり難しそうだね。おそらく(フェラーリでの)来季が待ち遠しいだろうから。それに、現チームでは別段何かがあるわけではないし。
FM:そんなことないさ。前戦はポジション争いができてすごく面白かったよ。タイヤを交換するまでは、4位争いをしてたんだからね。幸せな1年で、だからこそ僕にチャンスを与えてくれたザウバーチームに貢献したい。(今年の)選手権が終わって、それから来季に期待するよ。
Q:では、ここのレースについては?
FM:自信あるよ。確かにマシンは4戦同じで大幅には改良されていないけど、ここのコースと雰囲気が好きだし、予選で10番手以内に入りポイントを獲得したいと思う。そのくらい自信がある。
Q:今から来季の準備も進行中?
FM:うん。
Q:もう? どういったこと?
FM:今は難しいんだけどね、来季がどうなるのか分からないから。色んな面で、特にエンジンが(V10からV8へと)違ったものになるし。でも、僕は楽観的だし、すぐに競争に勝てるようなマシンが手に入ったらいいなと思う。
ルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)
Q:第3子誕生、おめでとう。なんでフェルナンドなの?
RB:ルカ、エデュアルドがいて、エデュアルドとフェルナンド、どことなく似ているだろ。そういうとこが気に入ったんだ。
Q:では、ようやく来季のチームメイトがジェンソン(バトン)と決まったところで、感想は?
RB:満足だよ。これでチームが世界チャンピオンになる本当のチャンスが出てきたんだから。世界チャンピオンになれる可能性を秘めたふたりのドライバーがいて、そしてホンダやBARなどの後押しがある。優勝できるドライバーがふたりいるのはいいことだと思う。すごく嬉しいね。僕は彼がチームに残留できたらと願っていたんだ。11月、12月に僕が休みを取っている時は彼にいくらか頑張ってもらって、その後1月には彼が休暇に入り僕が担当する、と、そういう流れでいける。
Q:じゃあ、君には2カ月休暇があって、彼は1ヶ月……。
RB:はっきり言って、僕は2カ月もドライブできないよ。それに生まれたばかりの息子に僕が誰か分かってもらう時期なんだ。今は僕のことなんて眼中にないよ。でも3カ月もすれば僕を認識するだろうから、きっと大丈夫さ!