TDサム・マイケルがインテルラゴスが好きな理由
ウィリアムズのマーク・ウエーバーは、スパ-フランコルシャンで4位に入ってチームに5ポイントをもたらしたが、今度のブラジルGPでもさらにポイントを得たいと願っている。インテルラゴスでのレースを前に、ウエーバーは、同地でのレースは“いつも楽しい”と語った。
「ファンの人たちは、とても情熱的で見識があるんだ」とウエーバーは続けた。「僕を育ててくれた場所でもある――昔、あそこでの素晴らしいレースを見たことで、僕は成長した。特に、セナ、マクラーレンの時代にね」
コース自体については、先日のトルコがそうだったように、反時計回りのレイアウトとなっており、また先週末のスパと同様、雨が降る可能性がある。しかしどちらの要因も、ウエーバーは心配していない。
「スパでの前戦と同様、インテルラゴスはいろんな天気が混じったものになるかもしれない。特に午後遅くに土砂降りのにわか雨が予想されて、それが週末をとても面白いものにするかもしれない」
「コースはもちろん、反時計回りだということが有名で、起伏やバンプもたくさんある。でも、これはドライバーにとって素晴らしいチャレンジになるので、僕は気にしないよ。スパで4位に入れたので、インテルラゴスでもさらにポイントが獲れるようにプッシュし続けたいと思っている」
一方、ウィリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルは、ブラジルのコースが大好きで、どうすればFW27が最大の力を発揮できるかをよく承知している。
「インテルラゴスは、追い越しのチャンスがたくさんある素晴らしいコースだ。そのチャンスは主に、2本のストレートと起伏の多い立地のせいで生まれる。低速から中速のコーナーとストレートが主なので、ストレートの前のコーナーでマシンバランスがよくとれていることが重要だ。長いピットレーンと燃料が少なくなったときの問題が、戦略の選択と使用するタイヤコンパウンドに、まず影響する。私たちはミシュランと協力して、このサーキットで予想される、異なる路面温度をカバーできる2種類のタイヤを選択している」