ベルギーGPプレビュー:フェラーリ
2005年9月9日
フェラーリのミハエル・シューマッハーは、チームは今週末のスパを全力で戦うと述べた。
しかし、ベルギーGP直前に語ったシューマッハーは、現在のチーム状態やモンツァやトルコでの不本意な結果からして、ポイントを挙げるのは大変だろうし、ましてやトップ3に入って表彰台に乗るのは難しいだろう、とも付け加えた。
「僕はいつもスパにはいい思い出があるし、大きな意気込みと共にこのレースに臨むよ」とシューマッハー。
「僕らの現在のパフォーマンスが、その意気込みに少し水を差しているのは認めざるをえないね。当然ながら、僕らはこのレースに限界ギリギリで取り組む必要がある。妥協は許されない。どんなに頑張っても、トルコも、残念なことに先週末のモンツァでも、不本意な結果に終わったことを忘れちゃいけない。もちろん、僕らは全力を尽くすけれどね」
「そういった考えとは別に、スパはいつも僕にとって特別だし、そのことは見過ごせない。このコースは、技術的な見地からしてとても難しいので、僕は大好きだ。ここは本当にチャレンジングで、美しい環境の中にある。僕の故郷のケルペンからもあまり遠くなくて、ここではいつもファンの人たちにたくさん応援してもらっている。だから、いい週末になることを期待しているし、僕らのサポーターも、ライバルも、僕らが全力で戦うことをあてにしてくれていい」
先週末、ついにタイトル防衛の可能性を完全に失ったわけだが、これについてはシューマッハーは冷静だった。
「この件は、しばらく話題になっていたけれど、べつに問題ないよ。そうなったのは驚くようなことじゃない。もっと驚くべきなのは、そうなる前に、こんなに時間がたったということの方だ。5年連続タイトル獲得が可能だなんて思ってもみなかったけれど、連続記録はいつかは終わるということは、最初から分かっていた。現在のところは、僕らがベストの状態に戻る必要性と比べれば、たいして重要なことじゃない。僕にとってはそれが、先週末に重大だったことなんだ。僕らのパフォーマンスは、ファンのために見せたかったものとはまったく違っていたからね」
フェラーリは日曜のモンツァで10位と12位に終わり、ここ10年間で初めて、イタリアGPでポイント獲得を逃した。
「僕らが求めていた結果ではなかったね。シーズンが終わるまでに、差を縮めるために、もっと頑張って働かなくちゃならない。チャンピオンシップが終わるまでに、1勝は挙げたいと思う。とはいえ、スパでこの流れをひっくり返せるとは思っていないよ。現時点では、かなり遅れを取ってしまっている。だからといって、僕らがベストを尽くさないというわけではないけれどね。まだ僕らがダメになったなんて、書くべきではない。僕らはかならずカムバックするよ」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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