ブリアトーレ、“チームオーダー説”を否定
2005年9月1日
ルノー・チームが前戦トルコGPのレース中、ジャンカルロ・フィジケラに対し無線で“フェルナンド・アロンソの方が速い”と示唆した音声がテレビで流れたことで、これはチームオーダーにあたるのでは、との見方もされている。しかしチーム代表のフラビオ・ブリアトーレは、こういった意見をきっぱり否定した。
その無線通信の後、レース2周目にしてフィジケラはアロンソに道を譲った。これに関し、マクラーレンのテストドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサは“あれは間違いなくチームオーダーの一例であり、ルール違反だ”と述べ、批判した。
この件に関し質問を受けたブリアトーレは、次のように述べている。
「大勢の人間がそう発言することで我々にプレッシャーをかけようとしているとすれば、それはいい兆候だ。だが、我々は困っちゃいない」
「視聴者はテレビの生放送であのコメントを聞いたわけだ。つまりそれがいったいどういうことなのか、誰も口にしないのは、私にとっては驚きだね」
「我がチームには無意味な秘密主義などない。つまり、隠すことなんて何もないということだ」
「ジャンカルロはチームプレーヤーだ(だからこそ、フェルナンドを行かせた)。彼は最初のラップでタイヤに問題を抱えていて、そしてフェルナンドの方が速かった。そういうことを無線でフィジコに伝えた。だから、フェルナンドが彼の横に並んだ時に、チームメイトと戦うことはしなかったのだ。これはチームオーダーの問題ではない。チームのメンバーとして働くということなんだ」
話題が変わり、残りのレースで勝てないという不安はないかと問われ、ブリアトーレはそんな心配はしていないと答えた。
「我々が今シーズン、勝利できるということは、すでに証明済みだ。ふたりともね」とブリアトーレは述べている。
「このスポーツは、一時的、または暫定的に優位に立つことではなく、シーズンを通して連続的にポイントを獲得することが大事なんだ。私が知る限りでは、チャンピオンシップを勝ち取るドライバーというのは、最終的にポイントを最も多く獲得する者に他ならない」
コンストラクターズタイトルについては、次のように言葉を続けた。
「(マニュファクチャラーズのタイトル争いでは)9ポイント差しかなく接戦となっているが、まだ自信はある。マクラーレンは、リスクを冒し、常にアタックする必要がある。今後の数戦がどういう展開になるのか、様子を見ようじゃないか」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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