アメリカGPプレビュー:ルノー
2005年6月16日
現時点でのチャンピオンシップリーダー、フェルナンド・アロンソは、今週末かくも特別な場所であるインディアナポリスでぜひとも勝ちたいと述べた。
先週末のカナダでは自らのミスでウォールをヒットし、R25にダメージを与えて手中に収めかけていた勝利をフイにしたアロンソ。彼は自分たちのマシンのポテンシャルを考えれば、この地で相当な強さを見せる可能性は高いと付け加えた。
「USGPにはいつでも素晴らしい雰囲気がある。そこはモータースポーツの世界でも最も有名な場所であり、インディアナポリスについては誰でも知っている」とアロンソ。「疑いの余地なく、誰もが最も勝ちたいと願うグランプリのひとつだよ」
「サーキットそのものについて言えば、やや複雑なレイアウトで、いくつかのきわめて対照的なセクションから成り立っている。超高速のストレートと超スローコーナーが混在しているんだ。セットアップを選ぶときにはエンジニアとよく話し合って、どこかで大きくタイムロスするようなことがないように注意が必要だ」
「つまり、ツイスティな低速セクションと長いメインストレートという2種類のまったく異なる部分の間で、最適な妥協を見出さなければならない。ラップタイムは車の空力効率とエンジンパワーの影響を受ける。そして自分のポジションを守りつつ相手をオーバーテイクできるような最適な空力バランスを探す必要があるんだ」
「僕らのマシン、R25のポテンシャルのレベルは高い。だからインディでも相当な強さを発揮できるはずだと思っている」
一方、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラは、この週末に注意して見るべき点のひとつはタイヤの磨耗だろうと予想している。
「インディアナポリスは偉大なサーキットだよ。この場所全体が持つ素晴らしい歴史と伝統を直に感じることができる。ここでははるか昔から多くの人々がレースをしてきたし、いくつもの重要な出来事が目撃されてきたんだ」
「このサーキットのメインストレートの速度は速いけど、インフィールドセクションはかなり滑りやすい。ここを速く走るには、できる限りスムースかつ正確にドライブするように注意する必要がある」
「昨年でさえ、リアタイヤにはかなり厳しいことが分かっていた。今年のシングルタイヤルールの下では、その特性がさらに際立つことになるだろう」
「超低速から加速する個所がたくさんあって、タイヤには相当高い負荷がかかる上に、路面が滑りやすいためにタイヤの磨耗が激しく進行する可能性がある。レースの折り返し点以降は、概して車の挙動がかなりトリッキーになり、コース上に踏み止まるのも難しい状態になるだろう。それに加えて、もしリアタイヤの磨耗に苦しみ始めたら、自分のポジションを守るのも難しくなるかもしれない。長いメインストレートがあるから、誰かが最終コーナーの出口でミスをすればスリップストリームを使って簡単にパスできるんだ」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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