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デニス「モントーヤへのペナルティは重すぎる」

2005年6月14日

 マクラーレンのボス、ロン・デニスは、ファン−パブロ・モントーヤがカナダGPで失格となったことに対し、ペナルティが重すぎると主張した。
 デニスは、モントーヤのピットルール違反について自らの責任を肯定も否定もしなかった。しかし、クラッシュしたジェンソン・バトンのBARホンダを撤去するためにセーフティーカーが導入された際、一連のミスの結果、ルール違反が起こってしまい、モントーヤはキミ・ライコネンにトップを譲り渡すことになったと述べた。
 デニスは、モントリオールに集まったジャーナリストたちに対し、次のように語った。「レースを通して、私たちは難しい選択をしなければならず、その結果、ピットでのプレッシャーが高まってしまった。そんな中、セーフティーカーが導入された際、ファン−パブロを即座にピットへ呼ぶという行動をしそびれるというミスを犯してしまった」
 「もちろん、それでキミは優位に立った。彼はトップでトラックに戻れたのだからね。ファン−パブロがピットに戻った時、彼は驚くほど冷静だった。その後、彼はエンジニアから、ピットを出るとき白線の左側にとどまるよう指示を受け、これに従った。しかし、私たちは彼に、赤信号であるかどうか確認するように念を押すことはしなかった」
 モントーヤがピットアウトしようとするまさにその時、セーフティーカーに先導された隊列が彼の前を通過しようとしていた。モントーヤはこの列の中、クルサードの前に割り込む形でコースに復帰した。当初、モントーヤに対する失格のペナルティはこの行為が原因だと考えられていたが、後に、彼がピットレーン出口の赤信号を無視したことによる裁定であったことが明らかになった。
 「失格の裁定は、ファンの犯した罪に相当するものではない。重すぎると思っている」とデニスは語った。
 デニスは、もしも一連のミスがなければ、モントーヤは移籍後初の優勝を果たしていたかもしれないと語り、ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソのリタイアに乗じて、彼との差を縮める絶好のチャンスを生かせなかったと述べた。
 「1−2フィニッシュも可能だった。しかも、ファン−パブロの移籍後初優勝でね。しかし、レースはまだたくさん残っている。私たちはいつものように、チームとして、ポジティブなものであろうとネガティブなものであろうと、自分たちの行動の結果を受け止めていく。今シーズンの残りのレースでも、戦略は変えない。2人のドライバーに対し平等に、そして一生懸命コミットし、優勝を狙っていく」




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