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「タイヤ交換を認めるべき」とストッダート

2005年6月14日

 ミナルディのボス、ポール・ストッダートが、現行のタイヤ規制はドライバーとファンを危険にさらすとして、ただちに変更すべきだと再び主張している。
 カナダGPの週末にロイター通信の記者に語ったところでは、ストッダートは、ヨーロッパGPのキミ・ライコネンのようなアクシデントがより危険な結果につながるリスクを軽減するために、1レースにつき1回のタイヤ交換を認めるよう提案するとしている。ライコネンはニュルブルクリンクで、タイヤにできたフラットスポットのために振動が生じ、それがサスペンション破損につながって、最終ラップにスピン、あわやジェンソン・バトンのBARのリヤに衝突という事態をかわして、グラベルトラップに突っ込んだ。
「何をするにしても、今年は素晴らしいシーズンなのだから何かを変える必要はないという人々はいるだろう」とストッダート。「そして私もそれに反対するわけではない。本当に重大な事故が起きさえしなければいいんだ」
「車両は安全だが、4つのサスペンションのひとつが完全に失われてもいいようには設計されていない。パンクして車がフェンス越しにひっくり返ったりすれば、その程度の安全性など役に立たない。車は無傷なままグラベルに突っ込んだが、もし他のサーキットで他の場所で他の環境だったら、あれでは済まなかっただろうとみんな思っている。私が言いたいのは、ニュルブルクリンクでは幸運だったが、もしここで何もしなければ、次もこんなに運良くいくだろうかということだ。なぜなら必ずまた次があるだろうからね」
 ストッダートが他チームに対しタイヤについてこうした意見をするのは、2004年末に彼自身が加勢したコスト削減の気風に帰するものだと認めている。
「とてもエキサイティングなシーズンをほぼ半分まできたところで、唯一とれる賢明な解決策は、一度のタイヤ交換をチームの任意で行えるようにすることだ」と強調する彼。「タイヤはすでに(サーキットに)あるのだからコストの問題はない。なるべく交換させたくなければ、燃料補給のピットストップではタイヤを交換できないと言えばいい。そうすればタイヤを交換した者が有利にはならないだろう」
「これはFIAの規定の問題であり、チーム側の問題ではない。タイヤメーカーが提供するタイヤに責任を持つべきだと示唆するのは、実際の問題を完全に無視することに等しい」




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