マクラーレン・メルセデスは、スペインGPの金曜日の公式練習で、ペドロ・デ・ラ・ロサが3台目のMP4-20をドライブすると発表した。
　マクラーレンではこれまで、ファン-パブロ・モントーヤの復帰に加え、公式サードドライバーのアレクサンダー・ブルツの体格に合わせてマシンに手が加えられたこともあり、スペインGPの金曜日の公式練習でだれが3台目のマシンをドライブするのか決まっていなかったが、マクラーレンがデ･ラ･ロサの名前をアナウンスしたのは、スペインGPが彼のホームGPである点を考慮したようだ。
「地元のファンの前で金曜日のセッションに出場できることになって、とても喜んでいる」とデ・ラ・ロサ。
「彼らはいつも熱狂的なので、金曜日を楽しみにしている」
「今年上旬にあったサーキット・デ・カタルニアの路面の問題は解決されている。以前よりグリップがずっとよくなっている。路面のせいでタイヤが温まりにくいという問題は、もはや心配する必要がなくなった」
「バルセロナではMP4-20を走らせ、たくさんのテストを行ったのでデータは揃っているが、路面温度が色々と変わるバルセロナでのセットアップはいつもなかなか難しい」
　スペインGP終了後、マクラーレンのサードドライバーをだれが務めるのかはまだ決まっていないが、恐らくシーズン終了まで、ブルツとデ･ラ･ロサが交代で務めていくものと見られている。

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