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[Honda]1回目予選でバトン5番手、佐藤は10番手タイム

2005年4月23日

 サンマリノGP2日目の1回目予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは5番手、佐藤琢磨は10番手の暫定グリッドを獲得した。
 前日に続き、イモラはこの季節にしては気温の低い状態が続いている。上空に晴れ間は広がっているが、フリー走行の始まる午前9時の時点で、気温12C、路面温度15Cというコンディション。しかも朝露がびっしりと降りていて、路面はしっとりと濡れている。午前中最初のフリー走行セッションは、そんなコンディションもあって、全体的に周回数は少なかった。B・A・R Hondaの2台も、それほど積極的に周回をせず、バトンが12番手、佐藤は13番手タイムだった。
 それでも2回目のセッションは、ほぼ完全ドライ路面で行われ、セッション終盤に入ってからの予選に向けたシミュレーション走行では、前日のタイムがどんどん塗り替えられていく。ここでバトンは、昨年自らが出したポールポジションタイムにコンマ3秒差まで迫る、1分20秒058のタイムでトップに立つ。佐藤はチームメイトからコンマ4秒落ちの9番手ながら、5番手から佐藤までのタイム差はコンマ1秒あまり、またトップのバトンから12番手までのギャップも1秒以内という、かなりの接近戦となった。
 午後1時からの1回目予選は、気温20C、路面温度35Cというコンディション。天候は下り坂という予報だが、この時点では青空が広がっている。佐藤とバトンは7・8番目の出走。先に出て行った佐藤は、最初の区間が、直前に走ったN・ハイドフェルド(ウィリアムズ)と全く同タイム。その後もスムーズな走りを披露し、暫定で4番手につけた。
 佐藤に続いてコースインしたバトンも、ミスのないアタックで、この時点の暫定ポールシッター、M・シューマッハ(フェラーリ)に続く、コンマ2秒落ちのタイムを出した。午前中の自己ベストにはコンマ4秒及ばないタイムながら、その後アタックに出ていった上位陣も、路面状況が変化したせいか、思ったほどのタイムの伸びは見せない。
 最終的にバトンは暫定で5番グリッドを、佐藤は10番手を獲得した。トップタイムから10番手までが1秒差以内に納まるという接近戦の1回目予選を征したのは、マクラーレンのK・ライコネンだった。


ジェンソン・バトン
「今日は予選の出走順を考えれば、まずまずの結果だった。アンダーステアになってしまった最後のセクターの前までは、とても上手くいったんだ。でも少なくとも、僕らの大きな進歩については、成果を見せることができたと思う。もちろんポールポジションが取れれば素晴らしいけれど、明日の予選では、5番手までに入れればとてもハッピーだ。マシンはとても速いし、チャンスを活かせれば、きっと良いレースになると思う」

佐藤琢磨
「今朝のフリー走行では、良いペースで走ることができました。でも走行を重ねる毎に路面の状態は良くなるので、出走順が後になるほど有利になることは明らかでした。アタックラップでのグリップはあまり良くありませんでしたが、トップ10のタイムは非常に接近していますし、この結果には満足です。今日のこのタイム差を考えると、明日の予選でもっと良いグリッドを獲得できるチャンスがあると思います。ここへ来る前のポールリカールとバルセロナの2週間のテストはとても上手く行きましたし、ここイモラが僕らにとって良いシーズンのスタートになることを信じています」

ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「午前中のフリー走行の良い結果を受け、午後の予選では上位タイム獲得を狙って行った。しかし残念なことだが、早い出走順から上位ポジションを得ることは、難しいことだということも分かっていた。2人のドライバーとも、予選では良いラップを刻んでくれた。前回のレースからここまでの間の我々の進歩については非常に満足しており、明日の2回目予選とレースについては大いに期待している」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリング・ディレクター 
「2人のドライバーが揃ってトップ10入りしたことは、我々の進歩の証だと思います。多くのマシンのタイムが非常に接近していますので、明日の2回目予選が楽しみですし、エキサイティングなレースになると思います」




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