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[Honda]B・A・R Honda、ジル・ド・フェランをスポーティングディレクターに任命

2005年4月7日

 Lucky Strike B・A・R Hondaは、新たにレース界で伝説的な人物であるジル・ド・フェランをスポーティングディレクターに任命した。これは、チームをF1世界選手権タイトル獲得に導くための体制強化の一貫である。
 2003年のIndy500の勝者であり、2度のCARTチャンピオン経験を持つ37歳のジルは、20年以上のレース経験を、新たに設けられたレースを統括するスポーティングディレクターというポジションで活かしてゆくことになる。
 ジルは1982年から彼の祖国であるブラジルで、輝かしいレースキャリアをスタートさせた。彼はヨーロッパでのシングルシーターフォーミュラで経験を積んだ後、1992年に英国F3選手権でタイトルを獲得、1995年から2003年シーズン末でドライバーとしてのキャリアを終わるまでの9年間、アメリカのインディカーレースで活躍した。ジルはアメリカのABC及びESPNのエキスパートコメンテーターとして、モータースポーツ番組の解説に携わっているが、今後B・A・R Hondaでのスポーティングディレクターの任務に就くことになる。
 ジル自身の持つレースで磨かれた彼の数多くの経験は、25年にわたって自動車産業やモータースポーツに携わってきたB・A・R HondaのCEOニック・フライや、F1デザインで16年間手腕を発揮してきたテクニカルディレクターのジェフ・ウィリスらの持つ経験を補い、チームのマネジメントと一体となって、必ずやF1での勝利に向けての活力となるだろう。

●ニック・フライ B・A・R Honda CEO
「B・A・R Hondaの2004年コンストラクターズ選手権で第2位獲得という成功は、チームの強い体制の証明であり、卓越したエンジニアリングの追求の結果である。しかしながら、最終目標であるワールドチャンピオンシップ獲得に向けては、まだ不十分な部分が残っていることを認識していた。それを補うものの一つが、高いレベルでのフォーミュラレースにおける実戦経験である。レースでの豊富な実戦経験に勝るものは無く、ジルは直ぐに能力を発揮できる人物だ。彼はレーシングドライバーとして成功した経験と、運転席の外からの分析を結び合わせるという卓越した才能があり、これがチームをチャンピオンの栄光に導くことの助けとなるだろう。また、ジェフ・ウィリスがレースに参画し、レース戦略を含めた幅広い業務に翻弄されるということなく、技術開発のリーダーシップに専心できるようになることも素晴らしいことだ。私自身は、より強くなったHondaとの絆を更に活用し、チーム全体のリーダーシップに全力を尽くすことになる。ジルの役割は、彼の持つ経験を活かし、勝利に導くためのレース戦略を立て、レースエンジニアやテストドライバーらを含むチームワークとモチベーションを高めて、チームの持つ力を最大限に発揮させることだ」


●ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「ジルのような才能を持つ人物をB・A・R Hondaのスポーティングディレクターに迎えることができるのは、極めて恵まれていることだ。彼のレース経歴が物語っているが、スタッフやドライバーをまとめ上げる統率力と高い分析力をもってレースに取り組むアプローチを兼ね備えた能力は、チームにとって莫大な資産になるだろう。ジルとは最近出会ったばかりであるが、彼の能力ならチームの持つ力を最大限に発揮させることができるだろうと直ぐに感じることができた。そしてその能力は、B・A・R Hondaの技術領域を完璧に補うものになるだろう。ジルと働くことを非常に楽しみにしており、チーム全員が心を込めて彼を歓迎する」

●ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「私にとって、これは非常に刺激的な挑戦ですが、ドライバー経験を活かせる自然な流れであると思っている。私のモータースポーツへの関心は、自らがドライビングすることに留まらず広がっており、今回の機会は今考えられることの中でベストであろう。私は何年か前にジャッキー・スチュワートを通してニック・フライに初めて会い、その時以降チームについて真剣な話をするようになった。そして昨年末になって、私がチームに対しどのように貢献できるかについての話し合いを始めた。B・A・R Hondaチームの持つ能力や可能性は非常に明確だ。今回私がこのような素晴らしい組織の一員に加わるのは、名誉なだけではなく、これまでの話し合いの中でチームが私を必要としていることを強く感じたからだ。ドライバーの現役から退いて以来、私自身がレーサーであるということ含め、本当に多くのことを学んだ。今はこの新しい仕事に対しとても興奮しているが、その一方で今まで一緒に仕事をしてきたABCとESPNの同僚達と別れなければならないことを、とても残念に思っている。仕事をした期間は限られていたが、我々の間には強い絆ができたと思っている」




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