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フィジケラ「ポディウムの上で優勝を祝えて最高」

2005年3月8日

 ルノーのジャンカルロ・フィジケラにとって、オーストラリアGPでの勝利がF1での初優勝というわけではない。しかし、表彰台の頂上から勝利を祝ったのは、これが初めてだった。
 イタリア人ドライバーのフィジケラが当時所属していたジョーダンで初優勝を飾ったのは、2003年のブラジルGP。しかし優勝トロフィーはキミ・ライコネンに贈られていた。レース中にフェルナンド・アロンソとマーク・ウエーバーの間でハイスピード・アクシデントが起きてレースが予定よりも早く中止されるという展開の中で、審判団が優勝者を見誤ったのだ。
 その後、正当な優勝者はフィジケラであると発表されたが、フィジケラは表彰台の中央に立つ機会を失った。その代わり、2週間後のサンマリノGPで優勝トロフィーを手渡されることとなった。
 今度こそ、フィジケラはポディウムの中央に立つことができた。その後、彼はそのことが非常に嬉しかったと認めた。
「ポディウムの正しい場所から勝利を祝うチャンスを得られて良かったよ。最高だった!」とフィジケラ。「初めてポディウムの上で優勝を祝った。最高の気分だ。――もう一度やりたいよ」


「正直、素晴らしいレースだった。僕はすごく慎重にドライブし、限界までプッシュしたりしなかった。レースの終盤にルーベンス(バリチェロ)が迫ってきて、その時だけは少しだけペースを上げて速いラップタイムを刻んだけどね。マシンは最高だった。すごくバランスが取れていて、タイヤも最初から最後まで安定していた。僕らはすごく調子がいいし、僕のキャリアの中でも(シーズンの)最高のスタートが切れたね」
「ポテンシャルが高くて、さらに最初から最後まで速くて安定性があるマシン──そんな優れたマシンをドライブするのは、生まれて初めてなんだ。僕にとっては最高だよ、F1に来て10年が経つしね。これまでは、ちゃんとしたマシンをドライブしていなかったせいで、自分の才能を示すことができなかった。そう、確かに僕は2年前に雨のブラジルGPで優勝したけど、シーズンの残りはひどくイライラさせられた。だから、最高のマシンを手に入れた今年こそ自分の才能を開花させたいと思うし、優勝するチャンスを逃したくはないよ」
「僕はシーズンの今後についてもすごく自信があるんだ。シーズン最初のレースを終えたばかりだけど、僕らはすでに素晴らしい可能性を秘めている。1月に初めてこのマシンをドライブした時からそう感じたけどね。最初の数周目から速さがあり、しかもドライブしやすかった。だから、今の僕らに必要なのは作業を進め、さらに開発を続けることだけ。そして、再び優勝できるように頑張るよ」




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