F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ジョーダン、チーム売却の理由を語る

2005年2月22日

 エディー・ジョーダンが、アレックス・シュナイダー率いるミッドランドF1へのチーム売却について、チームの維持が次第に難しくなっていったためと理由を明らかにした。
 またジョーダンは、英ニュース・オブ・ザ・ワールド紙に対し、アロウズやプロストのような倒産を回避するために金銭面のやりくりに努めたが、健康を害しミッドランドと契約する以外に打つ手がなかったと加えた。
「売らなければならない時期が来たんだ」とジョーダン。
「数年前に他のチームを襲った倒産を防ごうと必死だった。倒産ほど悲惨な最後はないからね」
「しかし、チーム存続のための資金集めやメーカー側への金の支払いで苦労し、精神的にまいり始めていた」
「実際、少しイカれていたと思う。いつでも危険なことに手を出す覚悟でいたからね。しかし、その代償はあまりにも大きいものだったので手を出せなかった。自分がすべてをうまくまわしていくにはどうしたらいいのかと考えながら、次第に体調を崩していった」
「そのことがあって、最後には潔く決意した」
「私は1970年にカートで初レースに参加して以来、このビジネスを35年間続けてきた。もう十分長い間やってきた。1991年にはF1に参戦した。F1のタイトルを獲るという夢は実現できなかったけれど、1999年にはかなりいい線までいった」
「F1にはジョーダンやミナルディ、ザウバーのような独立系チームが必要だ。しかし、いまやそうしたチームにとってレースを続けるのはかなり困難な状況にある。一番の問題は、彼らが困ったとき、特にエンジンに困ったときでも、主要自動車メーカーが手を貸そうとしないことだ」
「しかし、独立系チームはそれなりの役割を果たしている。たとえば、ドライバーたちは私たちのようなチームからチャンスを手に入れる。ミハエル・シューマッハーも私たちとF1での初レースを迎えた。彼の弟のラルフも、エディー・アーバインやルーベンス・バリチェロもそうだ。セナだって私が見い出して、初めてのテストチャンスを与えたんだ」
「1991年以来毎年、フェラーリにはジョーダンからF3000やF1にデビューしたドライバーが在籍してきた。また、1996年以降のフェラーリのドライバーは、ふたりとも元ジョーダンのドライバーだ」
「ここ10年のF1の歴史を振り返れば、ジョーダンは2度以上の優勝経験がある4チームのうちのひとつだ。マクラーレンのロン・デニスは当時、私たちはラッキーだがアンフェアだと言っていた。戦略上、危険を犯してレースに勝ったからね。それでも、相手がフェラーリなら勝ち目はないだろう」
「今年の注目はルノーだが、フェラーリがまだ負けるとは思わないね」
「ジョーダンの名前は2005年もF1に残るが、その次の年からはミッドランドF1に改名となり、F1での15年の歴史に幕を閉じることになると思う」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
第16戦イタリアGP 9/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号