デイビッド・クルサードは、レッドブル・レーシングについて「多くの人が考えるよりも競争力を発揮するだろう」と予測した。
クルサードは、BBCスポーツ・オンラインのインタビューで、元ジャガーのレッドブル・チームが2005年には間違いなく人々を驚かせるだろうと述べた。
「現時点で僕にとって重要なことは、自分が2005年にコンペティティブなF1チームでレースをすると分かっているということだ」と、クルサードは語った。
「これまで僕が見てきたことは、何もかもとてもポジティブだったし、チームが計画している開発からして、2005年の見通しは明るいよ」
「3月にオーストラリアで初戦を迎える前に、僕らはたくさんのテストをするけれど、ちゃんと仕事をやり遂げられることは分かっている」
「いいかげんな予想をするつもりはないよ。僕らは、多くの人が考えるよりもコンペティティブだろうとは思うけどね。グリッドについたとき、かなりの人を驚かせることになると確信しているよ」
一方、マネージング・ディレクターのデイビッド・ピッチフォースは、チームが来季、トヨタやザウバーと戦えるだろうと付け加えた。
「私の大きな目標は、チーム構築のための作業を再び軌道に乗せることだ。まだ、トヨタやザウバーと戦えると考えたいね」と、ピッチフォース。
「このチームに影響を与えてきた最大の要素は、中心的な役割のために必要な人材を雇う力があるということだった。そういう中心的なポジションが埋まるまで、私はチームを育てていきたい」
「私たちは、基本的には以前と同じような予算を立てている。チームがきちんとしていることをはっきりさせたいからね。金が有り余っているとは考えてもらいたくないんだ」
「しかし、レッドブルはぜひともF1でいい仕事をしようとしているし、1年ごとにチームを育てていき、やがては優勝争いができるところまでいきたいと思っている。だから、ある領域については予算を増やしていく必要が出てくるだろうし、このスポーツの情勢を見ていかなくてはならないだろう」