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クルサード「僕自身が1年契約を望んだ」

2004年12月21日

 デイビッド・クルサードは、周囲から聞こえてくる意見に反して、自らが望んでレッドブル・レーシング・チームと1年契約を結んだのだと主張している。
 ディートリッヒ・マテシッツがオーナーを務めるレッドブルは、2006年以降をにらんで若手ドライバーの評価を行うため、スコットランド出身のクルサードに対し、1年契約のオファーをしたのだと噂されていた。しかしクルサードは、もし何らかの評価が必要だとすれば、彼自身が評価する側だと、断固として主張している。
「この“新しい”チームがどんな動きを見せるのか、また彼らのV8エンジン計画がどんな風に発展するかを見極める時間が欲しくて、僕が1年契約を望んだんだ」と、クルサードは説明した。「2006年以降を見据える自由を手にするのは、僕にとって重要だ。ディートリッヒやチームの主要メンバーと長い間話をしたが、すでに彼らの決意と構想はすごく見事なものとなっている」
 クルサードは、2週間前に行われたヘレステスト以前に、元ジャガーであるレッドブルからチーム加入のオファーを受けていたと念を押した。しかし、先週金曜日にパートナーシップ締結が発表される直前まで、何も確定していなかったと語った。
「僕たちの間では、基本的な合意は2週間前に済んでいた。だけど、マシンをテストし、チームと働いてみるチャンスが欲しかったんだ」と、クルサードは明かした。「その(テストの)経験は楽しめたよ。だから(オーストリア)ザルツブルクにある、あの素晴らしい“ハンガー7(第7格納庫)”で、公式にディートリッヒ・マテシッツと契約書にサインしたんだ。あの(航空博物館の)コレクションには感動したと言わざるを得ないね。それに、彼が自分の会社で築き上げた実績を同じようにF1チームで実現できるならば、彼らが本当に成功するという期待が持てる」


 キミ・ライコネンのパートナーとしてファン−パブロ・モントーヤが加入するのに伴い、マクラーレン離脱を余儀なくされたクルサードだが、彼はF1のチームに対し貢献できるものをまだ持っていると確信していた。そして、彼はレッドブルのような中堅チームに参加しても、何ら気後れすることはないと語った。
「すぐさま優勝争いするということはできないチームに加入するわけだが、それはどういう気分だろうかと、尋ねてきた人間もいる。でも、僕は現実主義者でありながら、すごくモチベーションも高い。それにまだ33歳だし、エネルギーも集中力も有り余るほどだ」と、彼は断言した。「僕がいつでも言っていることだが、まだしばらくの間はF1マシンをドライブするつもりだよ」
「F1でレースを続けてきた10年以上の間、あらゆるグリッドポジションを経験してきた。12回のポールポジションを獲得し、何回かの素晴らしい優勝と、何回かの現実的な失望も経験してきた。僕はレッドブル・レーシングでも、同じような感情の起伏を味わうだろうと思う。だが彼らと共に成長するのは、僕にとってもF1でのエキサイティングな新しいチャレンジなんだ。僕は10歳でレースを始め、全てのフォーミュラとチャンピオンシップを経験してきた。マクラーレンしか知らないわけじゃない」
「ディートリッヒと話をしたときは、すごくオープンで歯に衣を着せぬ人物だという印象が強かったよ。彼はチームの成功を望み、それが可能であると純粋に信じている。彼の前向きな姿勢には共感を持てるし、レッドブルのブランド自体が明らかに成功そのものだと言える。レッドブル・レーシングは成功へ向けて全力を傾けている。僕は、彼らが目的を達成する手助けができると思う」




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