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05年仕様のマシンは「全く違うクルマ」とモンタニー

2004年12月15日

 ほとんどのライバルチームと同様、ルノーもここ4週間にわたってスペインで精力的にテストを行い、来季の世界選手権に向けて準備を開始した。
 来年はFIAが提案したコスト削減と速度低下のためのパッケージが施行されるため、チームは必要な変更点を取り入れた暫定的な仕様のマシンでの走行に時間を割いた。この暫定仕様のマシンを担当したサードドライバーのフランク・モンタニーによれば、車は今年のレースカーとはかなり違ったハンドリングを示すという。
「バルセロナで4日間、ヘレスで8日間を過ごし、たっぷりと仕事をこなすことができた。ヘレスでの最初のセッションは雨に見舞われたが、それでも先週木曜日には151周を走って、1日の走行距離の新記録を達成したよ。そして来年用の新しい仕様で十分に走り込んだ」
「最初は“滑りやすい”感じがして、実際にかなりスライドしたので、今までとはまた違ったチャレンジだった。グリップが大幅に落ちているね。特に中速コーナーでそれをはっきりと感じる。リヤエンドがすぐにスライドして、まあドライバーにとっては楽しいんだけど、ラップタイムは落ちてしまう。全体としては、要するにまったく違う車になったということだ」
 また、1セットでレースを走りきらなければならない新しいタイヤルールも、05年仕様マシンの特性に影響を及ぼすだろうとモンタニーは言う。
「ドライバーはいつも新しいタイヤで走れるという喜びを奪われた。これからはスタートからフィニッシュまでのタイヤのマネージメントができるようにならないとね。スティントの最初から最後まで、ただ全開でドライブするというわけにはいかないんだ。その結果、セットアップはこれまで以上に重要になると思う。今までは、新品のタイヤを履くと、シャシーのちょっとした問題はカバーされてしまうことがあった。だが、来年からはそうはいかない。ハンドリングのわずかなバランスの狂いでも、そのまま300kmを走るとなれば大きな影響があるはずだから」


 彼だけでなく、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラとフェルナンド・アロンソも、2005年のルールブックによって課される新たなチャレンジに適応しなければならないが、それでもモンタニーはルノーが来季も有力チームの一角であり続けるだろうと考えている。
「まだ新しいルールへの適応を始めたばかりだから、パフォーマンスのレベルはこれからどんどん上がっていくよ。今のところ、どのチームもそれぞれ独自のプログラムに取り組んでいる。1日の終わりに各チームのラップタイムを比べると、しばしば大きな差が生じている理由もそこにあるんだ。ルノーに関して言えば、静かなる自信というのが支配的な雰囲気だね。僕はR25をまだ見ていないけど、明日はエンストンの風洞へ行くことになっている。新車を見るのが楽しみで待ちきれないよ!」




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