元ＢＭＷのモータースポーツディレクター、ゲルハルト・ベルガーが、ＢＭＷは正しい方向に進んでいると語った。
　ＢＭＷウイリアムズＦ１チームは、２００４年シーズンは８８ポイントでランキング４位に沈み、今シーズンの目標を達成することができなかった。しかし、最終戦ブラジルＧＰではファン−パブロ・モントーヤが優勝、シーズンをいい形で締めくくることとなった。
　ベルガーは、同チームのポテンシャルを信じている。「３年の間、ＢＭＷはウイリアムズに対し全チーム中最高のエンジンを提供してきた」とベルガーは語る。しかし最近の成績は「素晴らしいとはいえない」とも認めている。ベルガーは、ＢＭＷの目標はタイトル獲得であるべきだと言う。「この目標をどうやって達成すればいいのか、彼らには分かるだろう」
　ＢＭＷウイリアムズは来季大きく変化する。ファン−パブロ・モントーヤとラルフ・シューマッハーのふたりのドライバーが離脱し、マーク・ウエーバーが加入する。セカンドドライバーはまだ決定していない。数カ月前には、長くテクニカル・ディレクターを務めたパトリック・ヘッドがディレクター・オブ・エンジニアリングの職に就き、代わってサム・マイケルがテクニカル・ディレクターに就任している。また、来季は全く新しいエンジンとシャシーのパッケージを使用することになる。

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