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「タイトルを取るために移籍を決めた」とラルフ

2004年11月9日

 ラルフ・シューマッハーは、来シーズン、トヨタF1チームに移籍するという選択は正しかったと語った。しかし、BMWウイリアムズF1チームに、彼がドライバーズ・チャンピオンシップを勝ち取るためのサポートができると思えたならば、残留したかもしれないという。
 ラルフは英サンデー・ミラー紙のインタビューに応じ、ウイリアムズがワールド・タイトルを獲得できるように彼をバックアップできるとは思えなくなったと語った。彼は、トヨタに行った方が、将来兄ミハエルのいるフェラーリに挑戦するチャンスは高いと感じたようだ。
「今年は、F1キャリアの中でも最悪のシーズンだった」と、ラルフは語った。「もちろん、インディアナポリスでアクシデントに見舞われたのは悔しかったけれど、自分たちが望むような競争力を発揮できなかったというのも同じくらい悔しかった」
「今年、タイトルを狙えるようなマシンに乗っていたら、次こそはタイトルを取れるんじゃないかと思って、ウイリアムズに残っていただろう。でも、そうじゃなかったんだ。僕の目標は、ドライバーズ・タイトルを獲得することだ。そう、1番になりたいんだ。悲しいことに、まだ実現できていないけれどね。ドライバーズ・タイトルを逃すたびに、僕もチームも不満を感じていた」
「だから、他のチームへ移籍することを決めたんだ。うまくいくとは思えなくなったら、それが次に向けて動き出す時だ。どんなスポーツでも、同じチームに長居しすぎてしまうことがある。僕の場合、当然のことをしたんだ」
 現時点でトヨタは、今だかつて表彰台に上がったことがなく、コンストラクターズ・チャンピオンシップでも8位が最高位だ。そういった面で、ラルフはトヨタと共にどれほどの成功を収めることができるのかと、疑問を抱く者もいるだろう。しかし、テクニカル・ディレクターの第一人者であるマイク・ガスコインとそのチームは、ラルフとチームメイトのヤルノ・トゥルーリが、優勝、そしてタイトルを狙えるマシンを作ることができると、ラルフ自身は信じて疑わないようだ。
「トヨタは、F1参戦を始めてまだ3年の若いチームだ」とラルフ。「彼らは、僕と同じように野心に溢れたチームだ。そして、ドライバーズ、コンストラクターズ両タイトルを争えるようなマシンを作り出せると、彼らは信じているんだ」
「他に行くところがあったかい? フェラーリはさておき、僕の望みを叶えてくれるチームを探すのは、至難の業だよ」
「トヨタはF1の頂点に立つために5カ年計画を立てている。冒険だろうけれど、エキサイティングな冒険じゃないか」




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