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ブラジルGPプレビュー:ザウバー

2004年10月21日

 ジャンカルロ・フィジケラにとって今週末訪れるインテルラゴスは、自身初にして唯一のグランプリ優勝を飾った場所だ。その再現が容易ではないことを承知しつつも、フィジケラは、この地で再び快走を、と願う。
 インテルラゴスはフィジケラにとって、昨年ジョーダン・チームも彼自身も想定外だった栄冠を授かったことを別にしても、好きなサーキットのひとつだという。この週末、シーズン最後の戦いのために当地を訪れるが、ザウバーでの上々の一年の締めくくりにポイント獲得を狙いたい、と彼は話す。「去年はレースに勝って、僕の人生で最高の瞬間を得られた場所だから」と、来季はルノー移籍が決まっているフィジケラ。「あのトラックにはとても思い入れがある。最高なトラックのひとつであり、また最も難しいところでもある。過去の僕の戦績はとてもよくて、3位が1回、2位が1回、そして去年が優勝さ! 本当にブラジルが大好きだし、サンパウロが大好き、人々の国民性も好きだ。彼らはとても熱狂的だから毎年行くのが楽しみなんだ」


 フィジケラは過去5年間の同GPで毎回ポイントを獲得し、過去7戦のうちでは6度まで得点しており、ザウバーのテクニカルディレクター、ウイリー・ランプは、十分な能力をもつC23でトップ8のポイント圏に入り、実りある関係に有終の美を飾れないはずがないと見込んでいる。「去年は1ラップ予選とレースにおいて最適の妥協を見せるセットアップが出せたから、今季最終戦もいい形でいけると自信がある」とランプ。「高速トラックという特性はC23の空力作用にぴったりだ」「インテルラゴスはとてもチャレンジングなサーキットで、難しいコーナーはバラエティに富み、2つの長距離ストレートの組み合わせからインフィールドの複合セクションに続くなど、セットアップにはそれぞれ異なったものが要求される。当然ながらストレートではオーバーテイクに必要なトップスピードを得るために低ダウンフォースにしたいし、インフィールドでは高いグリップとトラクションが必要になる。またインテルラゴスはとてもバンピーなトラックで、エンジニアたちはスプリングやアンチロールバー、ダンパーなど、メカニカルなセットアップを最適化するのに多くの時間を取られることになる」
 フィジケラは、インテルラゴスが決して楽な相手でないことは承知の上で、思わぬ落とし穴をプレゼントされないよう心に留めているようだ。「あそこはあらゆる種類のコーナーがあるが、初日は毎年すごく滑りやすい。まだラバーが乗っていないからだ。安定した走りをしないと簡単にミスを犯してしまう。レースは楽しみだが、とにかくベストを尽くしたい。C23は競争力があると思うし、僕らはきっといけるよ」




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