Q&A:リカルド・ゾンタ
2004年10月19日
今週末、パナソニック・トヨタ・レーシングのリカルド・ゾンタは、母国グランプリが行われるブラジルへと向かう。ヤルノ・トゥルーリとペアを組んで戦うブラジルGPについて、ゾンタが語った。
Q:もうまもなく、あなたのホームレースであるブラジルGPですね。トヨタはうまくやれそうでしょうか?
リカルド・ゾンタ(以下RZ):どの程度うまくやれるかを語るのは、難しいね。インテルラゴス・サーキットはすごくバンピーなんだが、今シーズンのマシンは、バンプの多いところでは苦戦しているんだ。でも去年もそうだったけれど、マシンの調子はよかったしね。当然ながら、いい感じでマシンを走らせたいよ。母国レースでポイントや良いポジションを争うことができたら最高だからね。
Q:サーキット自体をどう思いますか?
RZ:すごく好きだよ。とても難しいし、しかも、すごく狭くてバンピーだという点で、他のサーキットとは全く違う。そこが特色になっているんだ。また、転戦しているサーキットの中でも、数少ない反時計回りのサーキットでもある。ほとんどのサーキットは左カーブよりも右カーブの方が多い。だから、ちゃんとトレーニングしておかないと、インテルラゴスのようなサーキットでは、首にトラブルが出るだろうね。けれど、首を十分に鍛えておけば問題はないから、僕は全然大丈夫だと思う。
Q:その他のテクニカルな特性は何ですか?
RZ:インテルラゴスは、ミディアム・ダウンフォースのサーキットだ。インフィールド・セクションは曲がりくねっていて、かなりのダウンフォースを必要とする。だけど、長いストレートもあるから、ダウンフォースを付けすぎると、後方に沈んでしまうんだ。だから、ちょうど上海サーキットのように、妥協しなくてはならないね。本当にオーバーテイクのチャンスがあるのは、ストレートの終わりだけだよ。
Q:ブラジル人が母国で戦うということで、特に応援が大きくなると思いますが?
RZ:ブラジル人がブラジル国内でレースをするとなると、まるっきり(普段とは)違うよ。本当に、その違いが分かるんだ。ピットを出るたびに、ファンが声援や拍手を送ってくれる。それに、ファンの人たちは僕たちの名前を叫んだりしてくれて、ほんとに他のサーキットでは得られないようなサポートを与えてくれる。あれはいつだって素晴らしくて、プレッシャーが余計にかかるのではなく、支えになってくれるんだ。また、友人や家族からのサポートも大きいね。今年、どれだけの友人知人が集まるのか分からないけど、きっと大勢で来るだろうな。父親の会社で働く人たちも、全員来るだろう。実家のあるクリティバからバスを貸し切って、400kmを走ってくるんだ。すごすぎるよね!
Q:今週末の、あなた自身の目標は何でしょう?
RZ:ベルギーGPや中国GPではポイントをかけて戦っていたけれど、めったに起きないような技術的な信頼性の問題が起きて、惜しいところでポイントを逃してしまった。だから、今週末のインテルラゴスでは、最低でも1ポイントは獲得できて当然だと思うし、それこそが僕の望みだ。
Q:この1戦を最後に、しばらくレースから離れることになりますが、このことで何か心構えは違ってくるのでしょうか?
RZ:今、僕は100%以上の力を出したいと思っている。もちろん、毎戦、どんなサーキットでも全力を尽くしている。だけど、過去にインテルラゴスで何度もレースをしたことがあるから、自分のラップタイムを縮めるのに、その経験を生かせるんじゃないかと思う。他のどんなサーキットよりも自信があるし、いつもより速く走れて、シーズンを最高の形で終えることができれば、何か特別なことに結びつけることができるんじゃないかな。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |