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ラルフ、レース復帰へ準備万全

2004年9月17日

 BMWウイリアムズF1チームはシルバーストンでの3日間のテストを終了し、復帰明けのラルフ・シューマッハーにもケガの影響は見られなかった。
 14日火曜日に幕を開けたテストで、ラルフは6月のアメリカGP以来初めて、F1マシンのステアリングを握った。ラルフは、米インディアナポリスで高速走行時に事故に遭い、脊椎を骨折していた。テストにはテストドライバーのマルク・ジェネとともに参加し、来週末に行われる初開催の中国GPに向けたデータの照合を行った。ラルフはテストの序盤から速さを見せ、初日にトップタイムを飾った。
 その後、残りの2日間も素晴らしい走りを披露した。彼は、今シーズンの残り3戦、中国、日本、ブラジルの各GPをチームのために戦うのを楽しみにしている。「この3日間で僕たちが達成した進化を、うれしく思っているよ」と、ラルフは語った。「昨日(水曜日)、小さなテクニカルトラブルがあって、走行時間を削られたけど、テストの妨げとなったのはこのことだけだった。チームが素早く修復してくれたしね。僕が最後にドライブした時の車よりも、今の方が断然良いね。ダウンフォースの面でもドライブしやすい。これからの3戦が本当に楽しみだし、チームのためにベストを尽くすよ」


 テストチーム・マネージャーのティム・ニュートンは、3日間の間にラルフから得られたフィードバックは満足いくものだったと語った。「ラルフは、事故とその後の療養期間を経て、事故後初めてのテストに臨んだが、彼が最後にドライブしてから我々が開発した部分に、きちんと順応していた」とニュートン。「彼と共に多くのセットアップ作業を行った。また、彼からは興味深いフィードバックをたくさんもらったよ」「今週、様々なテクニカルトラブルが起きて走行時間をロスし、我々が目指していた進捗状況までには至らなかった。でも、テストでトラブルが出て、パーツをサーキットに運ぶ前に修復できた方がむしろいいんだ。今回はそうすることができたわけだ。また、いつものように残り3戦に向けて、ミシュランと広範囲に及びタイヤテストを行った」
 BMWモータースポーツ・ディレクターのマリオ・タイセンもまた、テスト結果に満足であった。「BMWとしては、有意義なテストを行えた。スターティング・システムとトラクション・コントロールに関わる部分が特にね」とタイセン。「ラルフが戻ってこられたのは良かったよ。3日間に渡り、彼のドライビングスタイルに合わせた、スターティング・システムとトラクション・コントロールの、いくつかのセッティングが出来たからね。こういった作業と同様、エンジンにまつわる様々なテストを行った。独ミュンヘン(のBMWのファクトリー)で、今後の開発に活用できる情報を得ることができたよ」




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