フリー走行2回目トップはライコネン
2004年9月10日
F1イタリアGPは金曜午後のフリー走行2回目が行われ、マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンがフェラーリ勢を抑えてトップタイムをマークした。
午後2時からのフリー走行2回目セッションの天候は晴れ。気温27度、路面温度39度というコンディション。セッションが始まってすぐの開始3分、第1シケイン過ぎの“曲がった直線”ターン3でニック・ハイドフェルドのジョーダン・フォードがエンジン・ブロー。インフィールドにマシンを止めた。5分後にはザウバーのフェリペ・マッサが第2シケインの縁石でマシンの底を打って、空力パーツを飛ばしている。
開始10分を過ぎて、トップはBARホンダのテストドライバー、アンソニー・デイビッドソンの1分21秒745。最高速は352.3km/hをマークし、エンジンの最高回転は1万8518回転を記録している。
デイビッドソンのタイムを破ったのは、チームのレギュラードライバー、佐藤琢磨。開始22分にニュータイヤでアタックし、セクター2、3最速で1分21秒313でトップに躍り出た。5分後にはウイリアムズのファン−パブロ・モントーヤがセクター2で失敗しながらも、琢磨に0.106秒差の2番手に浮上。ウイリアムズ勢はセクター1が速い、全体的にスムーズな走りだ。セッション開始29分には、ジャガーのマーク・ウエーバーが第1シケイン進入でスピン!退避路に入ってコースに復帰する場面も。
琢磨のタイムを破ったのは、午前中トップのミハエル・シューマッハー。開始34分に1分21秒080をマークし、琢磨を0.233秒差に下している。シューマッハーのフェラーリエンジンは1万8439回転を記録。
セッション開始46分。この時点で3番手だったウイリアムズのアントニオ・ピッツォニアがパラボリカを飛び出し、右サイドをバリアに当ててクラッシュ! マシンは大破したが、ピッツォニアは無事。
終了5分前が近付くと、タイムをあげてくるドライバーが増える。まずはライコネンが1分20秒646でトップに浮上! セクター1、3のストレート主体区間が最速だ。続いて1分後には、フェラーリのルーベンス・バリチェロがセクター2最速ながら、0.053秒ライコネンに遅れるタイムをマーク。バリチェロは2番手止まりとなった。
15時、チェッカー。ライコネンがトップのままセッション終了。バリチェロ、シューマッハー、ジェンソン・バトン、ピッツォニア、佐藤琢磨と続く順位。区間タイム最高はセクター1、3がライコネン、2がバリチェロ。終了時の気温は27度、路面温度は39度だった。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |