フェラーリのミハエル・シューマッハーは、ベルギーＧＰで勝ってタイトル獲得を決めることはできなかったものの、今回の７度目のタイトルは特別なものだと語っている。
　ベルギーＧＰはミハエルのキャリアにおいて特別な地といえる。デビューも初優勝もここで果たしたのだ。そして今年、混乱のレースで２位を獲得し、７度目のチャンピオンに輝いた。
「タイトルは毎回違うものだし、毎回違う気分になるんだ」とミハエルは語る。「今回は特にスペシャルなものだ。僕にとって特別な意味を持つスパで、フェラーリのＧＰ７００戦目に７回目のタイトルを取れたんだから、格別だよ」
「最高のチームでこの偉業を成し遂げることができ、とても誇りに思う。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ルーベンスをコースに復帰させた時の作業も見事だった。ルーベンスは今日いいレースをしたね。おかげでチームのポジション固めができた」
「もちろん勝ってタイトルを決められたらその方がよかったけれど、無理だった。今日は僕よりいい走りをした人間が優勝を挙げることになった。それでも僕は自分の仕事には満足している。今日表彰台に上った３人は、全員その資格のあるドライバーだよ」

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