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ウイリアムズもバトンとの契約の有効性を主張

2004年8月11日

 BMWウイリアムズF1チームは、2005年のマーク・ウエーバーのパートナーにジェンソン・バトンを起用するとの計画を改めて確認した。
 バトンの離脱を防ぐためには法廷闘争も辞さない構えのBARは、2005年についての有効な契約を所有しているとの声明を発表した。BARとバトンとの契約はFIAの契約承認委員会(CRB)に登録されている唯一の契約であり、バトンは来季も同チームに留まるという確かな契約が存在するというのが、彼らの発表の趣旨だ。
 これに対して、ウイリアムズ側はBARの声明の内容は「誤解を招く」ものであるとしている。ウイリアムズ側の主張によると、BARはバトンとの有効な契約を所有していると考えているが、ウイリアムズも2002年10月に彼らの契約をCRBに提出しており、その受領書もあるという。また、CRBは「この(BARの)主張の有効性を是認しておらず、単にBARが提出した文書の受領を確認しただけ」としている。したがって、BARの契約はバトンが他チームと結ぶ契約よりも優先されるものではないというのだ。


 BMWウイリアムズのステートメントの概要は次のとおり:
「BARが発表した(バトンは2005年についてBARと契約を結んでいるという)声明に関連して、BMWウイリアムズF1チームはジェンソン・バトンが2005年に当チームでドライブする意思を持っていること、そして契約上もそれが可能であることを改めて確認する。また、私たちは以下の各点についてここで明確にしておきたい。
●契約承認委員会はFIAに属する委員会ではなく、F1チーム、商業権所有者であるFOM、およびFIAとの間で結ばれたコンコルド協定に基づいて設立された独立組織である。したがって、CRBの決定をFIAによる法的強制力のある裁定であるかのように引用するのは、まったく不適切である。
●BARの本日(10日)の声明は誤解を招くものである。BARは2005年シーズンについて有効であると彼らが考えているジェンソン・バトンとの契約をCRBに登録した。しかし、CRBはこの主張の有効性を是認しているのではなく、単にBARの提出した文書の受領を確認しているにすぎない。
●つまり、それは彼らの契約が有効であることを意味するものでもなければ、ジェンソン・バトンの他の契約に対する優先権を保証するものでもない。
●公式に記録された事実として、ウイリアムズF1チームはジェンソン・バトンとの契約を所有し、これを2002年10月22日にCRBに提出している。この契約の受領について、CRBの確認も受けている。
●BMWウイリアムズF1チームとしては、BARがジェンソン・バトンとの契約に含まれる特定のオプション条項を正しく履行する義務を果たせず、それによって彼らの契約は終了し、ウイリアムズとの契約が有効になったと理解している。
●いかなる事例においても、CRBが契約に関する争議に最終的な判定を下すことはなく、適切な法律機関にその事例を付託することができるだけである。」
 こうして両チームがバトンとの契約の有効性を主張している以上、どうやらこの一件は法廷で解決されることになりそうだ。




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