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ライコネン「アクシデントのせいで優勝を逃した」

2004年7月27日

 力強い走りを見せイギリスGPで2位を獲得したキミ・ライコネンは、マクラーレンMP4−19Bが、ホッケンハイムで行われたドイツGPでも調子の良さを維持してくれることを願っていた。
 3番グリッドからスタートしたライコネンは、素晴らしいスタートを決めたルノーのフェルナンド・アロンソとのバトルを制して2位に浮上し、先頭を行くミハエル・シューマッハーとのギャップを縮める態勢を整えていた。ライコネンは、最初のピットストップまで、6度のワールドチャンピオンであるシューマッハーよりも、速いラップを刻んでいた。
 しかしながら、ライコネンは、この速さを利用してシューマッハーにアタックする前に、メインストレートを疾走中にリヤウイングの破損に見舞われた。ダウンフォースが急激に失われ、ライコネンは必死に車をスローダウンさせようとしたが、打つ手は何もなく、ターン1のバリアに衝突した。ライコネンは、これでドイツGPでは2年連続で、クラッシュしてグラベルでレースを終えるという結果に終わった。2003年には、スタートでルーベンス・バリチェロと高速クラッシュを喫している。
 ステアリングホイールをコクピットの中に腹立たしげに投げ込んで車を離れる様子から、ライコネンの怒りと失意は、世界中でTVの前で観戦していた何百万もの人々にもはっきりと伝わってきた。


「すべてがうまくいっていただけに、言うまでもなく、すごくがっかりしているよ」と、後に彼は語った。「間違いなく、優勝できる可能性が十分あったのに。スタートでは、アロンソがものすごい速さで飛び出してきて、僕はポジションをひとつ下げたけど、数周後に2位を奪い返したし、ミハエルに着いて行けたんだ」
「最初のピットストップの後、僕は彼よりも速かったし、あと数周あれば、十分トップ争いにチャレンジできたと思う。なのに、いきなりダウンフォースを失って、ただ乗っていることしかできなかった。完走できなくて、決していい気分じゃないけど、少なくとも速さがあることは分かった。僕たちはコンペティティブだし、3週間後のハンガリーGPで引き続き優勝争いをするのを心待ちにしているよ」
 チーム・ボスのロン・デニスもまた、ライコネンのクラッシュに落胆していた。
「当然ながら、我々には勝てるチャンスが十分あっただけに、失望している」と、デニスはライコネンと同じ感想を述べた。「大きく前進していることに間違いはない。キミはリヤウイングの構造上のトラブルでリタイアした。原因については細かく調査するつもりだ。我々は今、3週間の休みとハンガリーGPを楽しみにしているよ」




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