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ミハエル・シューマッハー、地元で完勝

2004年7月25日

 F1ドイツGPは66周の決勝レースが行われ、フェラーリのミハエル・シューマッハーがポールポジションから優勝。地元レースで今季11勝目を獲得した。
 ドイツGP決勝を間近に控えた日曜日正午、ヤルノ・トゥルーリのルノー離脱が発表された。来季のチームはすでに決まっており、移籍先としてトヨタが有力視されている。
 そして迎えた午後2時、ホッケンハイム上空は雲が多いが晴れ。フォーメーションラップのスタート時は気温27度、路面温度46度、湿度39%というコンディション。風が1〜2m/秒あって、意外に過ごしやすい。全20台がグリッドに着き、ピットスタートは1台もなし。
 スタートは全車グリッドに着き、5個の赤色灯の最初のひとつが点いたところで9番手スタートのオリビエ・パニスがストールし、手を振ったためキャンセルとなった。やり直しのスタートで、パニスは最後尾に着くことになる。
 14時08分、2回目のフォーメーションラップがスタート。パニスはいったんスタートしたもののすぐにスローダウン。ピットロードに押されて行く。
 そしてスタート! 2番手スタートのファン−パブロ・モントーヤが大きく出遅れ、5番手スタートのフェルナンド・アロンソが2位にジャンプ! 1周目のヘアピンでルーベンス・バリチェロがデイビッド・クルサードに追突、フロントウイングを飛ばし、ピットイン。最後尾に落ちることとなってしまう。


 オープニングラップはシューマッハー、アロンソ、ライコネンの順だったが、2周目のヘアピンでライコネンがアロンソのインを突いて2番手に浮上。佐藤琢磨は9番手で2周目に入る。
 9周目、アロンソ、アントニオ・ピッツォニアが早くも1回目のピットイン。翌週にはシューマッハー、クルサード、佐藤琢磨がピットイン。11周目にはライコネンがピットインを行う。13番手スタートのジェンソン・バトンが、上位陣ピットインのうちに首位に浮上する。
 1回目のピットインを終え、首位のシューマッハーを追うライコネンだったが、14周目の1コーナー進入でリヤ・ウイングが吹っ飛びスピン! 右サイドからバリアに激しくクラッシュした。ライコネンは無事だが、怒り心頭の様子だ。
 15周目に首位バトンがピットインを行うと、シューマッハー、アロンソ、クルサード、モントーヤ、バトン、トゥルーリ、ウエーバー、フィジケラ、マッサ、ピッツォニア、佐藤琢磨という順位に。3周後に佐藤琢磨がピッツォニアを抜いて10番手に浮上する。
 6番手を走行するトゥルーリは、なぜかペースが上がらない。ウエーバー、フィジケラ、佐藤琢磨の4台がダンゴ状態になる。そんな中でアグレッシブな走りをみせたのが佐藤琢磨。22周目のヘアピンでウエーバーを抜いて7番手に浮上すると、26周目のヘアピンでさらにトゥルーリをパス! ウエーバーもトゥルーリをパス。佐藤琢磨は6番手に、トゥルーリは一気に8番手までドロップする。




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