トヨタ、控訴は間に合わず
2004年6月14日
パナソニック・トヨタ・レーシングの2台のマシンがカナダGPで失格の裁定を受けたが、これに対しチームは控訴をしたものの、期限に間に合わず受理されなかった。
レース後、フロントブレーキダクトがレギュレーションに反していることが分かり、ウイリアムズと共に失格となったトヨタ。この件に関し、テクニカル・ディレクターのマイク・ガスコインはこうコメントしている。
「我々のマシンのフロントブレーキダクトが、カナダGP後に違法であることが明らかになった。スチュワード・ミーティングに提訴を行い、製造上生じたものであり、さらに一般には許容範囲内の誤差であるとの主張をした。彼らは控訴は受理しないとの決定を下した。我々としては、戦って勝ち得た8位と10位のリザルトを失うことになり失望を感じはするが、この決定を受け入れざるを得ない。すべてのレギュレーションに従ってマシンを走らせるというのが、トヨタのポリシーである。遺憾であり予期せぬトラブルであり、これによりなんらアドバンテージは得ていない」
また、社長であるジョン・ハウエットは、こう語った。「関係者と協議した後、失格裁定に対し控訴することを決めた。しかし、FIAの定める控訴の期限に間に合わなかった。今日のレースにおいて、問題となったレギュレーション違反によるパフォーマンス向上はないことを強調しておきたい。レースカーのブレーキダクトの誤差は一般には許容範囲内のものである。我々はこの不本意なペナルティーを遺憾ではあるが受け入れ、来週のインディアナポリスのレースに集中していく」
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※イギリスGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
※イギリスGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |