ＢＡＲホンダのドライバー、佐藤琢磨は今シーズン中に少なくとも一度は表彰台に上がるだろう。同チームのボス、デイビッド・リチャーズはそう予測している。
ロイター通信社に対して、リチャーズは“タク”を絶賛し、きわめて頭のいいドライバーであるだけでなく、トップ３でフィニッシュするのに必要な資質を十分に備えていると述べた。
「タクも一生懸命がんばっているのに、今のところあまり結果には恵まれていない。本当に彼に同情している。だが、運の流れは変わるものだ。やがて彼にも幸運が巡ってくるはずだよ」
「今年の終わりまでに、タクが表彰台に上がるのを見ることになるだろう。それは私が保証するよ」
「彼にはスピードがあり、知性があり、あらゆる面で正しいアプローチを採っているからね」
佐藤琢磨は先週末のサンマリノＧＰで終盤まで８位を走り、最後の１ポイントを手に入れるかに見えたが、チェッカーフラッグまであと６周というところでエンジントラブルに見舞われてリタイアを喫した。現時点、彼は４ポイントを記録している。

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