トヨタ、トップ10スタートを確保
2004年4月25日
F1世界選手権第4戦サンマリノGPの公式練習3回目と4回目に続き、公式予選が行われた。
午前9時から45分間行われた公式練習3回目では、オリビエ・パニスが1分22秒885で12番手。クリスチアーノ・ダ・マッタが1分23秒482で15番手。続いて午前10時15分から45分間行われた公式練習4回目は、クリスチアーノ・ダ・マッタが1分21秒257で10番手。オリビエ・パニスが1分21秒296の12番手で、午後に2回行われる公式予選へと臨む事となった。
午後1時から行われた公式予選1回目は、快晴の下、気温26度、路面温度27度、湿度36%の中で、前戦バーレーンGPの成績順にタイムアタック。9番目にコースインしたオリビエ・パニスは、1分21秒231で10番手。10番目にコースインしたクリスチアーノ・ダ・マッタは、1分21秒737で13番手。その後、午後2時から行われた決勝グリッドを決める予選2回目は、予選1回目に計測されたタイムの逆順でタイムアタック。8番目にコースインしたクリスチアーノ・ダ・マッタは、1分21秒087で予選10番手。11番目にコースインしたオリビエ・パニスは、1分21秒558で13番手となり、明日のサンマリノGP決勝レースへと挑むこととなった。
クリスチアーノ・ダ・マッタ
「再び予選トップ10に入れて嬉しい。しかし、セクター1の区間では、ちょっとハードに攻めすぎてタイムロスをしてしまった。これがなければ、トップ6にも食い込めていたと思う。トヨタTF104のハンドリングは良く、セクター2とセクター3の区間では、明らかな手応えを得られた。とくに大きな失敗も無くタイムアタックを行えた。明日は、ポイント獲得圏内でフィニッシュすべくベストを尽くす」
オリビエ・パニス
「我々は、再び週末へと良い仕事をこなし、他チームとの差も縮まってきている。このことは、常に進歩していることの証でもあり、正しい方向へと進んでいると確信している。とくに信頼性には自信があり、レースの成功へと導いてくれるはずだ。ただ、今日の予選では、ウォームアップ周回の時に、電気系に不調を抱え、ストップしそうになってしまった。幸いにもシステムは回復したが、集中力を欠くことになってしまい、コンマ3秒以上はロスしてしまった」
ルカ・マルモリーニ : エンジン部門 テクニカルディレクター
「納得出来る予選結果といえる。イモラ・サーキットは、我々にとって戦闘力の発揮出来るサーキットとは言い難かったが、僅差で決勝グリッドの中団に位置することが出来た。セットアップはうまくいき、ドライバーは昨日から一貫して改善を施してきた。予選はコンマ2秒の中に、6台も入る接近戦となり、我々も、明日のレースでの可能性を秘めている。イモラ・サーキットは、エンジンに厳しいサーキットのひとつであるが、今年100%の完走率を達成するためにも、重要なレースといえる。コースには、多くのバンプと縁石があり、エンジンは、全開ばかりではないものの、時には高回転となり、過酷な条件を強いられる。もちろん、明日の決勝レースでは、ポイント獲得を目指す」
高橋敬三 : 技術コーディネーション担当ディレクター
「接戦の予選でクリスチアーノ・ダ・マッタは、納得のいくタイムアタックをしてくれた。オリビエ・パニスは、タイムアタック直前の電気系不調を克服し、諦めることなく最善を尽くしてくれた。明日の決勝レースも接戦が予想されるので、全力でポイント獲得へとアタックする」
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)