「ディクソンは将来の有力候補」とウイリアムズ
2004年4月10日
BMWウイリアムズのチームボス、フランク・ウイリアムズが、スコット・ディクソンについて「将来の有力候補になるはず」と語り、彼が来季、ウイリアムズ入りする可能性をほのめかした。
その「将来」が2005年のことかどうかは定かでないものの、ファン−パブロ・モントーヤが今季限りでマクラーレンへ移籍することが決まっており、ラルフ・シューマッハーとの契約も済ませていない状況の中、ウイリアムズがディクソン起用の可能性を大いにほのめかし始めていることは確かだ。
ウイリアムズは、BMWウイリアムズの公式ウェブサイトの中で次のようにコメントしている。「ディクソンはとても賢い男。聡明な頭脳の持ち主だ」
「彼の腕とフィードバック能力にはとても印象づけられた。彼は将来の有力候補になるはずだ」
現IRLチャンピオンのディクソンは、3月の終わりにポール−リカールで行われたウイリアムズのテストに参加し、レギュラードライバーのラルフにわずか0.2秒及ばないタイムを記録した。彼は7日のバルセロナテスト初日にもウイリアムズのマシンをドライブし、サードドライバーのマルク・ジェネより0.7秒遅れのタイムをマークした。ディクソンは2日目もテストに参加した。
とはいえ、ウイリアムズは、ディクソンと契約を結んだ場合、彼がスピードに慣れるまでいささか時間を要するだろうと考えている。
「F1マシンとF1以外のマシンでは、電子制御装置をはじめ、マシンに搭載しているあらゆるものがかなり異なっている」とウイリアムズ。「従って、F1に新たにやってくる者にとっては、かなり高い壁を乗り越えなければならない」
ディクソンはその「壁」を上手く乗り越えることができるだろうか? 時がすべてを物語るだろう。
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※オーストリアGP終了時点
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2位 | ランド・ノリス | 156 |
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7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
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※オーストリアGP終了時点
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7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
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9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
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