ジェンソン・バトンが来季ウイリアムズに復帰するという噂を、BAR代表のデイビッド・リチャーズが否定した。
　現ウイリアムズドライバーのモントーヤは来季終了後にチームを離れる予定であり、一方のラルフも、その高額な契約金がゆえに他のチームにオファーする可能性がある。それを受けて、バトンの名前がウイリアムズのリストに挙がっているのだ。

　デイビッド・リチャーズは、サンデーミラー紙にこう語った。「ウイリアムズや、その他のチームが彼を欲しがっているという事は、彼自身はもちろんBARにとっても名誉なことだ。」「彼を獲得したことが間違っていなかったことの証明である。我々は彼の能力を昔から評価していた。我々が彼と契約したのは、チャンピオンになれる素質を見抜いてのことであるし、その機会を与えられると考えたからだ。」

　BARは来季タイヤをミシュランに変えるが、これがチームの前進につながるとリチャーズは考えている。「来年、我々は目覚しい進歩を果たす。そして2005年にはトップチームと闘えるようになるだろう。」　続けて、ウイリアムズなどのチームをけん制した。「ジェンソンは何処にも行かない、何故ならば理由がないからだ。彼は我々と共に望みを達成できるだろう。」

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