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ホンダF1長谷川総責任者「マクラーレンとの3年間を誇りに思う」2017年のパワーユニット大変更に後悔なし
2017年12月4日
ホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏が、3年間にわたるマクラーレンとのパートナーシップを振り返り、思うような結果は出せなかったが、自分たちの仕事については誇りに思うと語った。
2015年にホンダはマクラーレンのパワーユニットパートナーとしてF1に復帰、1988年から1992年に成功を収めたペアは手を携えてF1のトップの位置を目指した。しかし期待したような結果を出せないまま、両者は2017年をもって契約を終了することを決めた。
長谷川総責任者は、この3年間を振り返り、競争力は他のマニュファクチャラーに届かなかったものの、あきらめることなく開発に取り組み、成し遂げてきたことを誇りに思うと語った。
「確かに厳しい3年でした」と長谷川氏はホンダF1公式サイトのインタビューにおいて語った。
「ホンダは他のマニュファクチャラーに比べて、開発を始めるのがかなり遅かったので、大きなディスアドバンテージを抱えてのスタートとなりました。開発面から見れば、我々は非常にいい仕事をしたと言えますが、競争力という点で見れば、我々が遅れをとっていることは明らかでした」
「それでも、我々が成し遂げたことを誇りに思います。我々は前進し続け、決してあきらめずに、開発を続けてきました。この3年間、常にできる限りのスピードで走り続けてきました。しかし、F1はレースでありスポーツです。傍から見れば、我々が結果を残せなかったことは事実ですし、そのことは非常に残念です。その事実は受け入れなくてはいけません」
2017年に向けてパワーユニットのコンセプトを一新したことで、プレシーズンテストからシーズン前半にかけて、トラブルが多発した。3年目にして下位に低迷せざるを得なかったことで、マクラーレンはついに契約終了を決断したが、ホンダとしてはパワーユニットの大幅変更は必要なことだったと長谷川氏は言う。
「これは我々にとって必要なチャレンジでした。昨シーズン(2016年)は、いくつかのレースでまずまずのパフォーマンスを発揮しましたが、表彰台を争える競争力がないことは明らかでした。だからエンジンのコンセプトを変える必要があったのです」と長谷川氏。
「正しい方向に向かっていることは確信していましたが、2017年シーズンが始まる前にパッケージを完成させることができなかったのです」
「それはつまり、残された多くの課題をシーズン中に解決しなければならないことを意味しました。もしも我々がパッケージに修正を加えなければ、長期的に見て、さらなる進化を果たす可能性がないことは明らかでした。この判断について、私は後悔していません」
「もちろんシーズン中、マクラーレンからはさまざまな要望が出されました。これも非常によかったと思います。チームとさまざまな開発を繰り返していく中で、技術的にも人間としても、我々は大きく成長できたからです。そこにも疑いの余地はありません」
3年間、たゆまぬ努力を重ねてきたマクラーレンのメンバーには心から感謝していると長谷川氏は言う。
「厳しい状況ではありましたが、マクラーレンには本当に感謝しています。特にサーキットのメンバーたちは、マシンとPUから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し続けてくれました。彼らもまた、絶対にあきらめませんでした。エンジンに問題があったときも、メカニックたちは問題を解決し、マシンをサーキットに戻そうと懸命に作業を続けました。彼らはプロフェッショナルで、常にすばらしい姿勢で仕事に臨んでいました」
苦しんだ2017年、マクラーレン・ホンダは第8戦アゼルバイジャンでシーズン初ポイントを獲得。終盤3戦には連続入賞を果たし、合計30ポイントを挙げた。
ホンダは2018年からトロロッソと提携し、新たなスタートを切る。
(AUTOSPORTweb)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
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3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
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