レッドブルF1代表、PUの性能向上を望む。「ライバルと戦うにはパワーが必要」
2017年8月7日
レッドブルF1チームの代表クリスチャン・ホーナーは、ルノー製パワーユニットのパフォーマンス向上を望んでいるが、今シーズン中にその願いが叶うか否かは定かではないという。
レッドブルは5月のスペインGPで『RB13』に大幅なアップデートを施し、この結果パフォーマンスは疑う余地もないほどの向上を見せた。開発によってシーズン序盤にマシンに影響を及ぼしていた問題の多くは解決され、ハンガリーGPでの大規模アップデートの前には、空力面でも段階的な変更があった。
しかし、残念ながらパワーユニットの面ではライバルのフェラーリとメルセデスに対し、いまも遅れを取っている。ホーナーはこの件について、以下のように語っている。
「レースコンディションではマシンは強さを増しており、ハンガリーGPでの我々は非常に高い競争力を発揮した。つまり、エンジンのパフォーマンスをあと少し探り出すことができればいいのだ」
「予選Q1、Q2ではマックス(フェルスタッペン)が2位だった。しかし予選後半にライバルたちと戦うには、あと少しパワーが必要なんだ」
しかしながら、ルノーが今季のパワーユニットからさらなる性能を引き出すことが可能であるかどうか、ホーナーにはわからないという。来季のパワーユニットにはライバルと同等の性能が求められており、ルノーは現在、リソースの大半を2018年型エンジンに注ぎ込んでいる。
「エンジンについてを知りたいのなら、エンジンサプライヤーと話をしたほうがいいと思うね」とホーナーは話した。
8月末にベルギーGPが行われるスパ・フランコルシャンは、パワーを求められるサーキットだ。レッドブルは、少なくとも予選では大きな成果を期待していない。
「そこそこの結果が出せるといいね。オーストリアでは特に日曜日に、それなりの競争力があったと思う」
「(ベルギーGPの)土曜日は苦労するだろう。5番、6番グリッドあたりになって、日曜日はもう少し速くなるだろうことが予想できる。スパについて私が言えることは、オーバーテイクが可能だということだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Akane Kofuji)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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