最新記事
ハースF1「チーム史上初のダブル入賞は運ではなく実力による成果」目標はランキング6位
2017年6月3日
ハースF1チームがモナコGPで成し遂げた「歴史的な」初のダブル入賞は、チーム代表ギュンター・シュタイナーによれば、ただの運によるものではなく、チームの成熟度合いが高まっているためだという。
ハースは昨年F1に新規参入して以来、初めて2人のドライバーをトップ10以内に送り込むことに成功、モナコでロマン・グロージャンが8位、そしてケビン・マグヌッセンが10位で入賞した。
これによりハースは、今シーズン6戦中4戦でポイントを獲得したことになる。
「成長したためだ」とシュタイナーは説明した。「人は進歩していく必要がある。時間とともに多くのことが良くなっていく。『ローマは一日にして成らず』ということだ」
「歴史的な1日だった。しかし人は常にさらなる向上を望むものであり、それが人生だ」
「今後もまだ不調な時もあるだろうが、我々は過去1年半の間にかなり成長した」
「成熟してきたということだ。特定のことは時間をかけて学ぶしかない。金で買うことはできない」
「ミスを犯しても、そこから学んで対応していかなければならない。しかしこの週末のチームの仕事ぶりには大変感銘を受けた」
「モナコでは、常にピットウォールの中が少々慌ただしいが、2台がポイント争いをしていても非常に統制のとれた雰囲気だった」
「これからも、さらに何度かいい結果を出せるだろうし、確実によくなっていくと思っている」
ハースはコンストラクターズ選手権で8位につけており、7位のルノーとは同点、5位のトロロッソとは15ポイント差となっている。
シュタイナーは、コンストラクターズランキング6位で今シーズンを終えることができれば満足だろうと語った。現在6位はウイリアムズで、ここまでの6戦で20点を上げており、一方ハースの合計得点は14ポイントだ。
「絶対諦めない。しかし(53ポイントで4位につけている)フォース・インディアは今年何度か、いいタイミングでいい位置に、しかも常に2台ともがつけてきたと思う」とシュタイナー。
「形勢は変わるかもしれない。モナコで彼らの(好調だった)流れが変わり、ポイントを獲得できなかった。こんなことが何度かあれば、すぐに後退するだろう」
「とはいえ、5位を狙うと言えば少しばかり欲張り過ぎだろう。6位を獲れれば満足だ」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |