F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「ザウバー残留かウイリアムズ移籍かは9月中に決まる」とナッセ

2016年9月9日

 フェリペ・ナッセは、現在の所属チームであるザウバーからウイリアムズへ移籍するかどうかも含めて、この9月が彼の直近の将来を決める「山場」になるだろうと述べた。 


 ウイリアムズでは、バルテリ・ボッタスの残留がほぼ確実と見られており、引退を決めたフェリペ・マッサの後任については、いまのところナッセとセルジオ・ペレスが有力候補とされている。当初、ウイリアムズはジェンソン・バトンの獲得を狙っていたが、彼は先日マクラーレンとの契約更新を発表した。また、ペレスについても、まだチームと彼のスポンサーとの契約がまとまっていないものの、フォース・インディアは来季も彼が残留するとの自信を示しており、ナッセがウイリアムズと契約する可能性は高まりつつある。


 マッサの引退によって、自身のウイリアムズ入りのドアが開いたと思うかとの質問に、ナッセはこう答えている。
「それはいずれ明らかになるよ。この9月はドライバー市場でいろいろなことが起きるだろうし、僕らも早い時期に契約を決められればいいと思っている。僕だけでなく、他の多くのドライバーにとっても、今月がひとつの山場になると思うよ」


 多額の「持参金」を持っているナッセは、2014年にテストドライバーとして1年間ウイリアムズに所属したことがあり、その間にチームと「すばらしい関係」が築けたという。しかし、現在の所属チームであり、今年の末で契約が切れるザウバーも、新たな出資者が現れたこともあって、来季の「魅力的な選択肢」のひとつであるとも語っている。


「僕が言えるのは、ウイリアムズとはずっとすばらしい関係を保ってきたということだ。2014年に一緒に仕事をした顔なじみのスタッフも、まだ大勢チームに残っている。ただ、僕としてはウイリアムズだけでなく、他のチームも含めて、いろいろな可能性を検討したい。とにかく間違いなく言えるのは、僕がウイリアムズに在籍していた1年間は、とても有意義なものだったということだ」


 ナッセは、同じブラジル出身の先輩であるマッサが、先週末のイタリアGPで引退を発表するとは予想していなかったようだ。
「驚いたよ。最後に彼と会って話したときには、まだ1年でも2年でもF1でレースを続けたいように見えたからね。彼はとても謙虚な人物で、僕にとって本当の友人だし、僕がF1に来たときには、あたたかく迎え入れてくれた」


「僕がウイリアムズにいたシーズンには、ほんの1年間とはいえ、多くのことを学ばせてもらったし、彼のアドバイスはとても役に立った。彼はいまやグリッド上で最も経験豊富なドライバーのひとりだ。その彼とキャリアの一部を共に過ごせたのは、スゴイことだと思う。彼の今後の活躍を祈っているよ」



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号