最新記事
【今宮純のアフターザレース】メキシカン33万人が熱狂、ロドリゲス兄弟の後継
2015年11月6日
アメリカGPで自滅、負け犬?のように見られていたニコ・ロズベルグが、4か月半ぶりに勝った。しかもPPから最速ラップも記録、初めてのハットトリック完全勝利。スタジアム・セクションに設けられた表彰台で大観衆から「ニコ・コール」を浴びると、先週と別人のような笑顔がはじけた。
ロズベルグは彼らしいレースをつらぬいた。金曜の不順な天候、できたばかりの改修コース路面、グリップが安定しないタイヤ、こういうときこそ頭脳派ニコのセッティング能力が優る。FP1からFP2の流れを見ていてロズベルグ優勢、ルイス・ハミルトン劣勢を感じていた。
ロズベルグの反省点として、鈴鹿もオースティンも1コーナーまでインサイドラインをしっかり守っていればああいうこと(押し出し負け)にはならなかった。仮にインを盗まれると察知したら身を引き、クロスラインで背後2位につけばよかった。それから揺さぶればセットアップをうまく決めていた彼には、反攻チャンスがあった。
メキシコGPまでの間に自分を見つめ直し、そのことに気付いたのだろう。未知のコースだからこそ「セッティング勝負」、気持ちをそっくり入れ替えたロズベルグ。勝ちパターンはコース上で接戦に引きずり込まれず逃げること。カート時代から競合してきた相手を出し抜く手段はひとつだ。
ロズベルグは彼らしいレースをつらぬいた。金曜の不順な天候、できたばかりの改修コース路面、グリップが安定しないタイヤ、こういうときこそ頭脳派ニコのセッティング能力が優る。FP1からFP2の流れを見ていてロズベルグ優勢、ルイス・ハミルトン劣勢を感じていた。
ロズベルグの反省点として、鈴鹿もオースティンも1コーナーまでインサイドラインをしっかり守っていればああいうこと(押し出し負け)にはならなかった。仮にインを盗まれると察知したら身を引き、クロスラインで背後2位につけばよかった。それから揺さぶればセットアップをうまく決めていた彼には、反攻チャンスがあった。
メキシコGPまでの間に自分を見つめ直し、そのことに気付いたのだろう。未知のコースだからこそ「セッティング勝負」、気持ちをそっくり入れ替えたロズベルグ。勝ちパターンはコース上で接戦に引きずり込まれず逃げること。カート時代から競合してきた相手を出し抜く手段はひとつだ。
…記事の続きは会員登録後閲覧できます。
※こちらの記事は一般&プレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。
関連ニュース
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |