アメリカGP予選、トヨタが初のポールポジション獲得!
2005年6月19日
F1第9戦アメリカGPの予選が行われ、トヨタのヤルノ・トゥルーリが通算3回目となるポールポジションを獲得した。2番手のマクラーレンのキミ・ライコネンがつけ、トゥルーリとともに10秒台のタイムをマーク。3番手にはBARホンダのジェンソン・バトン、佐藤琢磨は8番手から決勝に挑む。
アメリカGP予選セッションは曇り空の下、気温24℃、路面温度41℃と午前中の負Yリー走行と大きく変わらないコンディションで始まる。最初の走行は金曜日の走行でクラッシュしたトヨタのラルフ・シューマッハーに代わって出走のリカルド・ゾンタ。4回目のフリー走行よりもわずかにタイムアップして1分11秒754を記録する。続いて前戦カナダで失格となったマクラーレンのファン-パブロ・モントーヤは1分11秒681でゾンタのタイムを更新。ミシュラン勢はタイヤに不安があるが、FIAとしては別のスペックのタイヤを入れることは現在のところ認めていないため、対応策としてリヤの空気圧やキャンバー角に関するアドバイスを使用チームに行っているようだ。
続いて3番目に走行はブリヂストンを履くジョーダンのナレイン・カーティケヤン。BSタイヤには今のところ問題は発生していないが、タイムは2秒以上遅い1分13秒776。カナダで2台ともリタイアとなったため早い出走順のルノー。4番目走行のジャンカルロ・フィジケラは1分11秒290でトップに立つと、続くフェルナンド・アロンソは11秒380でフィジケラに次ぐタイムをマークする。
続く5人はミナルディのパトリック・フリーザッハー、佐藤琢磨(BAR)、ニック・ハイドフェルド(ウイリアムズ)、バトン(BAR)、トゥルーリ(トヨタ)の順。フリーザッハーが1分14秒台。琢磨は3番手となる11秒497をマークする。ハイドフェルドは12秒430、バトンは各セクターでタイムを塗り替え11秒277で最速タイムでトップに立つ。
しかし、続くトゥルーリはアウトラップから気合いの走行。アタックラップ前のセクター3で最速タイムをマークし、続くアタックラップでは10秒に入れる1分10秒625でトップタイムを叩き出す。このときの最高速度は時速337.9kmだった。
ミナルディのクリスチャン・アルバース、ジョーダンのティエゴ・モンテイロの走行は1分13秒台のタイムで展開。ザウバーのジャック・ビルヌーブは1分11秒691で7番手につける。クリスチャン・クリエン、デイビッド・クルサードのレッドブル2台は12秒132、12秒682を記録して走行を終える。
そして最後のグループの走行順が来たが、トゥルーリのタイムを破るものはまだ現れない。ウイリアムズのマーク・ウエーバー、ザウバーのフェリペ・マッサはともに11秒5。フェラーリのルーベンス・バリチェロもわずかに0.1秒削るのみで、アタッカーもあと残すところふたり。
ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)も10秒台に入れられず11秒369。トヨタ初ポールポジション獲得は、最終走者ライコネン(マクラレーン)のアタック次第となった。セクター1ではライコネンがトゥルーリの0.1秒落ち、セクター2ではライコネンが挽回し0.2秒先行。勝負となる第3セクターでは稼いだマージンを使い切ってしまい、わずかに及ばず1分10秒694で2番手。この結果トヨタが参戦以来、初のポールポジションを獲得することとなった。昨年表彰台にたった佐藤琢磨は8番手から明日の決勝をスタートする。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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