カナダGPプレビュー:ザウバー
2005年6月8日
モナコとニュルブルクリンクは残念な結果に終わったジャック・ビルヌーブだが、次のカナダは母国GPとあって、そこでツキを取り戻したいと願っている。
ジャックの父の名を冠したこのサーキットは、これまでジャックにとって幸先のいいコースではなかった。これまで8回出走しているが、F1デビューした1996年に2位に入ったのが唯一の入賞となっている。しかし、ビルヌーブはいつもモントリオールに戻ってくるのを楽しみにしている。去年、彼の不在を悲しんでいたファンたちが、今年は間違いなく彼をおおいに歓迎するはずだ。
「モントリオールのレースは、僕にとって特別なんだ」とビルヌーブは認めた。「僕のホームレースだからここに来るのが特別な感じがするというだけではなくて、このイベントには素晴らしいところがたくさんあるんだ。コースはとてもいい場所にあるし、観衆もファンタスティックだ。ドライバーたちは、たいていのコースよりもファンの人たちに近いところを走るし、おかげで素晴らしい雰囲気になるんだ。あの都市には、たくさんのエンターテインメントもあるし、人々はとても温かく歓迎してくれる。モントリオールに来て心から魅了されないなんていう人は、これまで見たことがないね」
「レースについて言えば、本当に高速のコーナーはないから、予選のラップはあまりエキサイティングではないんだ。でも、レースは素晴らしいよ。コースのいたる所にヘビーブレーキングのエリアがあるし、追い越しが可能だからね。メインストレートでは時速330kmから340kmにも達するけれど、真ん中あたりにある中速のシケインは難しいよ。かなりのスピードを保って進入し、素早く方向転換する必要があるんだ。あそこではたくさんのドライバーが事故を起こしている。僕も含めてね!」
「カナダでは、いくらかポイントが獲れることを願っている。僕らは最近のレースでは不運に見舞われてきたし、チームはまさにいい結果に値する仕事をしているからね。僕にとってはすごく大変な週になるはずだけど、とてもワクワクしているし、カナダに行くのが楽しみだよ」
フェリペ・マッサは、最近ザウバーの風洞で開発された新しい空力パーツの助けを借りて、このところの不運をはね返し、再び調子を取り戻したいと願っている。
マッサは先週、モンツァで2日間のテストを行い、チームが1600km以上を走行するのに力を貸した。彼は北米2連戦に向けて新しい空力パーツの評価テストを行うと共に、ミシュランと協力して、モントリオールとインディアナポリス用のタイヤ選択を行った。
「僕はモントリオールのコースは好きだ。ストレートとシケインがたくさんあって、ちょっとイモラに似ているね」とマッサは語った。「そのせいで、ブレーキには厳しいコースになっている。でも、ストレートのおかげで、オーバーテイクのチャンスがあるということでもあるよ」
「秘訣は、前のコーナーをうまく脱出できるようにすることだ。特にヘアピンが大事だよ。たいていは、コーナーへの進入でブレーキングを遅らせるよりも、コーナーをうまく脱出しておいて、その後のストレートで追い越しを試みる方がいいんだ。ブレーキング争いでは、誰かを追い越せるとしても、ほんのわずかなチャンスしかない。ここは、ほかのコースよりもウチのマシンに合うはずだと思う。イモラのようにね。だから、カナダでは活躍できると思うよ」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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