[BS]6年連続でタイトルをもたらす
2004年8月17日
ハンガリーGP決勝で、ミハエル・シューマッハとルーベンス・バリチェロ(いずれもフェラーリ)は圧倒的な強さを発揮し、今季7回目のワンツーフィニッシュを飾った。この結果、スクーデリア・フェラーリ・マールボロ・チームの6年連続のコンストラクターズチャンピオン獲得が決まった。
ブリヂストンを装着したシューマッハとバリチェロは大きくリードを広げ、シューマッハは29周目にレースの最速ラップタイム1分19秒071を記録しただけでなく、4台を除きすべてのマシンを周回遅れにした。現ワールドチャンピオンであるシューマッハは、合計120ポイントを獲得し、ドライバーズランキングの首位を守った。チームメイトのバリチェロは合計82ポイントを獲得してランキング2位につけている。
ザウバー・ペトロナスのジャンカルロ・フィジケラも力強い安定した走りを見せてポイント圏内でゴール、ドライバーズランキング10位の座を守った。チームメイトのフェリッペ・マッサは残念ながらメカニカルトラブルのため、リタイヤした。
ジョーダン・フォードにとっては、レース終盤でジョルジオ・パンターノが戦線を離脱したものの、ニック・ハイドフェルトが12位でゴールするという、悲喜こもごもの1日となった。また安定した信頼性を発揮しているミナルディ・コスワースは、ジャンマリア・ブルーニと、ハンガリー人ゾルト・バウムガルトナーの両ドライバーが完走を果たした。
安川ひろし/ブリヂストンモータスポーツ推進室長:
「今日ここで偉業を達成したスクーデリア・フェラーリ・マールボロ・チームを祝福したい。ブリヂストンタイヤを使用して以来6年連続のコンストラクターズチャンピオン獲得であり、そして彼らにとって1958年以来14回目のタイトル獲得である。また私は、素晴らしい仕事をしてくれた日英両国のブリヂストン技術部門と、工場のスタッフにも感謝したい。」
菅沼寿夫/ブリヂストン・モータスポーツ・テクニカル・マネージャー:
「ミハエル(シューマッハ)とルーベンス(バリチェロ)のワンツーフィニッシュによって、見事にフェラーリのコンストラクターズタイトル獲得が決まった。ブリヂストンのタイヤパフォーマンスがその偉業達成のために役割を果たせたことをうれしく思う。しかし今日の結果だけを見ると、ブリヂストンにとって意義深い1日だった。昨年のハンガリーGPのデータを今年最高のタイヤを作るために生かそうと1年間懸命に仕事をしてきた。今日の午後ミハエル、ルーベンス、ジャンカルロ(フィジケラ)がそれぞれ1位、2位、8位でゴールしたことは、その成果が現れたものだ。しかし今季はまだ5戦が残っており,ブリヂストンを装着するすべてのチームとドライバーがポイント獲得を目指しているので、この勢いを維持したい。我々の開発は休むことなく続いていく。」
ロス・ブラウン/スクーデリア・フェラーリ・マールボロ テクニカル・ディレクター:
「あのような結果が出せたのは素晴らしいことだ。私はずっと昨年ドライバーたちが苦戦していたことを思い出していた。我々のすべてのパートナーの素晴らしさを立証した。今日は給油リグに問題があった。これから調査が必要になるが、スタッフがうまく対応してくれた。それ以外では、今日のレースは完璧だった。マシンはとても速く、ブリヂストンタイヤは素晴らしかった。1年前と比べて形勢が逆転したことは本当にうれしかった。」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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