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FIA、標準ブレーキサプライヤーの導入を延期。2021年型F1マシンのパフォーマンス評価を優先
2019年10月1日
2021年に向けて、FIAは各F1チームに対し、共通ディスクと摩擦コンポーネントを含む標準ブレーキシステムの全車への導入を義務付けようとしていたが、この計画を中止した。
FIAは、最終的に標準サプライヤーによるブレーキシステムを導入する前に、将来のルールにおけるF1マシンのパフォーマンスを評価したいと述べている。ブレーキシステムの最初の入札では、ブレンボが選出されていた。
金曜日に発表された声明において、FIAは次のように述べた。
「2021年型F1マシンの実戦におけるさらなるパフォーマンス評価を行うために、FIAはブレーキ摩擦素材とブレーキシステムコンポーネントの単独サプライヤー導入を先送りすることを決定した」
「大幅なレギュレーション変更と、チームによるレギュレーション解釈は、2021年型マシンの複数の側面に影響をもたらすだろう。そして安全性とパフォーマンスの両面においてブレーキが担う重大な役割について考慮した結果、FIAはF1のブレーキシステムとブレーキ摩擦素材双方の選定プロセスについて、さらなる研究が行われるまで中止することを決定した」
「事前に選定された入札者であるブレンボが、指定の仕様を基に詳細で完全な提案を提出してくれたことについて、FIAは感謝を伝えたい」
「それでもなお、前述のマシンのパフォーマンスについて考慮した結果、FIAは2021年の状況を再評価することを決定した」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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