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メルセデスF1とレッドブルの首脳、レース中のFIAへのロビイングは禁止すべきと認める
2021年12月26日
F1のスポーツ担当マネージングディレクターのロス・ブラウンが、2022年からはセッション中にチーム代表たちがレースディレクターと直接連絡を取ることを禁じる意向を示したことに対し、メルセデス代表トト・ウォルフとレッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコもこれに同調している。
2021年には、セッション中のチーム代表とFIAレースディレクターのマイケル・マシとの間の会話がしばしば公開された。シーズン終盤、タイトル争いが激化するなかで、メルセデスもレッドブルも、少しでも自身に有利な状況になるように訴えかけており、最終戦アブダビGP終盤のセーフティカー出動の際にも、両者が激しくそれぞれの主張を示したことが明らかになっている。
「レース中にチームのボスたちがマイケルにあのようなプレッシャーを与えることは受け入れられない」とアブダビGP直後にブラウンは述べた。
「トト・ウォルフはセーフティカーを出すべきではないと要求することはできないし、クリスチャン・ホーナーは(ラップダウンの)マシンが周回後れを取り戻すべきだと要求することはできない」
「それはレースディレクターの裁量によって決められる。我々は来年はこういった接触を止めるつもりだ」
ウォルフ代表も、セッション中、チーム代表からレースディレクターに直接話しかけることは禁じるべきだと認めた。さらに、チームのスポーティングディレクターからの働きかけも制限することを提案している。
「ロスに賛成だ。だが責任はロスと私自身に等しくあると考える。ファンに透明性とエンターテインメントを提供する目的で、より多くのチャンネルを放送するという決断に、我々は共に関わったのだ」とウォルフはコメントしている。
「インターコム上ではたくさんのことが起こっている。マシンが故障したのか、戦略について話し合っているのかといった小さなドラマをファンに知ってもらうのはいいことだと思った」
「だが我々はやりすぎたと思う。私は自重する必要がある。クリスチャンもだ」
「我々はレースディレクターと直接話す機会を自分たちに与えた。そして自分自身のチームの利益のために激しく戦っているなかで、全員が限度を超えてしまった」
「これは今年の失敗のなかの一部だ。チーム代表たちからのプレッシャーのなかで、レースディレクターは仕事をしづらくなった」
「引き返す必要がある。チーム代表はレースディレクターと直接話すべきではない。話をするのはスポーティングディレクターであるべきだ。私はさらに一歩踏み込みたい。スポーティングディレクターも、レースディレクターに働きかけたり、圧力をかけたりすべきではないと思う」
ヘルムート・マルコも、チーム代表がレースディレクターにプレッシャーをかけるべきではないと発言している。
「新しいFIA会長は、マシを助けるための新しいシステムを見つけ出す必要がある。マシひとりでこの仕事をこなすことはできない」
「今の彼にはあまりにも多くのプレッシャーがかかっている。チームマネージャーやチームボスが、レース中に直接マシに話しかけることを許すべきではないと思う」
マルコはまた、FIAには一貫した裁定を行うよう求めたいとも述べた。
「ルールをもっとシンプルにする必要もある。我々あるいはメルセデスを不満にさせるような決定があまりにも多すぎた。判定にもっと統一性を持たせる必要がある」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
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