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日本GP中止の報にドライバーからも落胆の声「ホンダとの集大成を見せられるはずだった」:F1第12戦会見
2021年8月29日
シーズン後半の初戦となる第12戦ベルギーGPの木曜会見。今回はその直前に発表された日本GP中止の報から、ドライバーたちの日本GPへの思いをたどってみた。まずは4人のホンダドライバーから。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ):ホンダとは1年目からずっとうまくやってこれたし、今年はその集大成を日本のファンに見せられるはずだった。その願いが叶わなかったのは本当に残念だけど、大好きな鈴鹿と日本のファンとの再会を楽しみにしているよ。
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ):日本に行くのは、毎年すごく楽しみにしている。日本GP自体も素晴らしいけど、日本への旅行は本当にワクワクする体験なんだ。そして今年の僕はホンダと一緒に戦っているから、さらに特別なグランプリになるはずだった。いろんな特別なイベントも計画していたしね。
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ):もちろん悲しいよ。日本自体大好きな国だし、何よりホンダの最後の日本GPだったからね。日本GPが予定通り行われるかどうか、その前に開催された東京オリンピックの経緯次第だと聞いていた。なのでオリンピックの動向は、ずっと気にしていたよ。最終的に中止になってしまった理由は、詳しくは聞いていない。でもとにかく残念だ。
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ):もちろんすごくがっかりしているし、悲しい気持ちしかないです。日本のニュースを見ていると、オリンピック終了後にどんどんコロナ感染者が増えていると報じられています。それもあって、心配はしていました。チームの上層部に訊いても、状況は決してよくないという話でしたしね。
鈴鹿サーキットはF4でしか走った経験がないので、F1ではどんな景色が見えるんだろうと、それもすごく楽しみでした。何より日本のファンの前でレースをしたかったです。でも中止が決まってしまい、それはもう覆せない。シーズン後半戦でできるだけの結果を出して、日本のファンの期待に応えたいです。
ホンダドライバー以外では、このふたりのコメントが印象的だった。
ミック・シューマッハー(ハース):F1マシンで鈴鹿を走るのを、本当に楽しみにしていた。シーズン開幕前、シミュレーターで一番走ったのは鈴鹿だったしね。それぐらい走りがいがあるし、学ぶことの多いコースだと思う。実際に走ってどんな感じなのか、本当に楽しみにしていたんだけどね。日本を訪れること自体も、待ちきれない思いだった。2010年か2011年に、父といっしょに初めて日本を訪れたんだ。東京の観光地とか、連れていってもらったよ。来年はぜひ開催されることを願っている。
ルイス・ハミルトン(メルセデス):東京という都市が大好きだから、今年行けなくなったのは本当に淋しいね。東京はとにかく特別な場所で、世界中の大都市で一番好きかもしれない。そもそも日本と日本文化も大好きだしね。そして鈴鹿の週末にファンが発するエネルギーは、本当に特別だ。彼らの創造性には、いつも感服するしかない。ヨーロッパにももちろん熱心なファンがたくさんいるけど、全然違うんだよね。あのユニークそのもののコスプレとか、F1マシンを上に乗せたキャップとかね。日本の人たちが安全に過ごしていることを、心から願っているよ。
ミックは今年22歳なので、2010年、11年ごろといえば11歳か12歳、母コリーナの旧姓ベッシュ名でカートに熱中していた頃だ。そのレースの合間を縫って、そしておそらく小学校も何日間か休んで、日本に来たことになる。父ミハエルは大の日本贔屓だったし、鈴鹿サーキットも大好きだったから、ぜひ連れてきたかったのだろう。
そしてハミルトンの東京好きはあまりにも有名で、数年前には「日本語を勉強して東京に住みたい」とコメントしたことさえある。さらに2019年の日本GPでは、台風19号の接近で土曜日の全セッションが中止になった際、「ホテルに終日缶詰になってるよりは、ヘリで東京まで行きたい」と、語っていた。実際に行ったかどうかは定かではないが、ハミルトンの日本好き、東京愛がうかがえるエピソードだ。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |