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ルノーの新パワーユニット搭載のふたり、最短モナコでも0.2秒のゲイン
2016年5月26日
モナコGPにルノーが持ち込む新仕様のパワーユニットを搭載するのは、ルノーのケビン・マグヌッセンとレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドであることが分かった。
ルノーは大規模なアップグレードを施したパワーユニットをスペインGP後のバルセロナテストに導入した。テストを行ったルノーとレッドブルのドライバーたちは向上を感じると非常にポジティブな感想を述べており、ルノーは当初カナダGPに予定していたデビューをモナコに繰り上げた。
まだパーツが足りない関係でルノーはモナコでは2チームに各1基ずつ新仕様のパワーユニットを提供、カナダでは全ドライバー分の新PUが用意できる見込みだ。
モナコGPが迫る水曜、各チームのどちらのドライバーが新仕様を使うかが明らかになった。レッドブルはマックス・フェルスタッペンではなくリカルドのマシンに搭載することを決めた。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「モントリオールで2台のRB12に搭載する前に、モナコのストリートコースで新パワーユニットがどういう性能を発揮するのかを確認するのが楽しみだ」と述べている。
ルノーF1チームは、ルーキーのジョリオン・パーマーではなく、マグヌッセンのマシンに最初に新しい仕様を搭載することを決めた。パーマーは「新エンジンを使えたら嬉しかったけど、僕はバルセロナテストで走っていないし、ランキングでも下だから、当然の判断だと思う」とチームの決断を受け入れている。
英Autosportは、ルノーの新パワーユニットがもたらすタイムの向上は、全長が短いモナコでは0.2秒、モントリオールのようにパワーが重視されるサーキットでは0.5秒に達するとの見解を示している。
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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