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フェラーリがフロア損傷を乗り越えトップタイム。ルクレール&サインツが警戒するレッドブルの速さ
2024年2月23日
タイム結果から分かるように、バーレーンでの2024年F1プレシーズンテスト2日目はフェラーリにとってこれ以上ないほどの結果が出た。フェラーリは午前にシャルル・ルクレール、午後にカルロス・サインツがトップタイムを記録したのだ。
しかし、トップタイムを記録したものの、セッション開始からおよそ80分後に不慮のアクシデントが起き、ルクレールが駆るSF-24のフロアが損傷を受けたため、ふたりにとっては少々複雑な木曜日となった。
アクシデントは2023年第22戦ラスベガスGPの週末を思い起こさせるもので、ルクレールはバーレーン・インターナショナル・サーキットのターン11で緩んだドレインカバーの被害を受けた。彼はコース上に残ったデブリから逃れることができなかった。
「何の前触れもなかった。何かが見えたけど、正直それはすごく薄かったからプラスチックの何かだと思ったんだ」とルクレールはインシデントについて語った。
「コース上でそういった部品を見かけることがあるけど、ほとんどの場合は(部品の)上を走行しても何も起こらないんだ。でも、今回は明らかに金属だったから少しマシンを傷つけてしまった」
ルクレールはマシンのダメージについて「それほど大きな傷ではなかった。でも、フロアに小さな穴が開いたので、交換しなければならなかった」と語った。
午前セッションはコース修理のために短縮されたため、チームはフロアを交換する時間を取ることができた。ルクレールはセッションが再開するとすぐにコースに出て、サインツに引き継ぐまでさらに30分間走行を続けた。
「初日と2日目では、マシンにいくつか全体的な変更を加えたんだ。僕たちの焦点は、テストの最終日にセットアップを微調整することに移っている」とルクレールは語る。
「最初の2日間はプログラムをすべて行ったから順調に進んでいるけど、現時点では僕たちにどれだけの競争力があるかということは話せないね。自分たちの立ち位置が初めて分かるのは、第1戦の予選だと思う」
「僕たちはマシンに大きな変更を加えた。それこそが最初の2日間に僕たちが注力していたことだ。明日はもう少しマシンの微調整を行って細部を見ていくつもりだ。最初の2日間は今のところうまくいっているよ」
「明日はテスト最終日だから、マシンセットアップをベストだと考えられるものへ寄せていき、開幕戦に向けて完全な準備ができるように微調整したい」
ルクレールは賢明なことに、ライバルと比較したフェラーリのパフォーマンスレベルを評価することを避けた。だが、5回のグランプリ優勝経験を持つ彼は、レッドブルが依然としてトップに立ち、大差をつけて優位にあると考えている。
「いつもの冬のテストのように感じるね。つまり、今のところ何かを話すことは時期尚早だから、何も分からないということだ」とルクレールは語った。
「最初に感じたのはレッドブルがかなり先行しているということだ。昨日、彼らはとても素晴らしいラップタイムを記録した。でも、あくまで自分たちのタイムに過ぎないし、今のところ僕はデータを見ていないけどね」
ドレインカバーによるインシデント前にルクレールが記録したベストタイムは1分31秒750で、休憩時間前にタイムシートのトップに立つのには十分なタイムだった。その後、サインツは5時間の午後セッションで84周を走行した。
「今日のテストも計画どおり、問題なく完了した」とサインツは自身のスティントについて語った。
「さまざまなテストと、燃料を積んでいる状態、積んでいない状態での走行を組み合わせ、午後のプログラム全体をスムーズに進めることができた」
「昨日はまったく新しいマシンを走らせたけど、走行してすぐに適正範囲に入った感じだった。マシンとセットアップを全体的に精査したけど、反応と挙動が良かったようだね」
「さまざまな構成で2024年型マシンの感触を得られたことは興味深いものだった。明日の午前中の最後のセッションを楽しみにしている。そこでは引き続きロングランに集中するつもりだよ」
サインツは2日間のテスト最速となる1分29秒921を記録し、2番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)より0.758秒速かった。しかし、彼は現段階においてチャンピオンチームとの比較に夢中になっていない。
「(パフォーマンス比較について)まったく分からないけれど『レッドブルがとても速そうに見える』ということは言えるね。でもその部分を除けば、あとは何もない」
また、同様の懸念を抱くルクレールは「最初の2日間は順調だったと話すことに注意しよう。競争力の点では何の意味もないからね」と警告した。
「僕が最初に感じたのは、レッドブルが今のところ基準になっていて、先行しているということだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |