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GP2:鬼門の予選。伊沢、開幕戦に続く屈辱
2014年5月10日
![](https://ad8.motorsports.ch/iconv/msc/is/news/201405/82102.jpg?sw=640)
カタルーニャ・サーキットは、伊沢拓也に厳しかった。
金曜午前の練習走行では、初めてのサーキットながらセッション時間はわずか45分。それも、使用できるタイヤの本数は実質1セットのみ。つまり、最初の走り出しで、タイヤのグリップが一番高い“おいしい部分”が終わってしまい、そこでのタイムが練習走行のベストタイムになる。伊沢は初のカタルーニャ・サーキットでの最初の順位を最後尾の26位で迎えることになった。
「とにかく時間が足りなかった。せっかくサーキットに慣れてきたと思っても、タイヤはユーズドでどんどんグリップが落ちていく状況。練習走行〜予選とステップを踏みたいけど、それができない。せめてもう1セットニュータイヤが使えれば、もっと状況が違うんでしょうけど」
伊沢は冷静に現状を振り返るが、この与えられた状況でなんとか結果を出さなければいけないのも、もちろん承知している。それはいわば、このGP2の難しさ、これから続く初コースでの走行であり、伊沢はいきなり洗礼を喰らった形となった。
続く午後の予選でも、難関カタルーニャ・サーキットに翻弄される。
「セクター3と、そこの何個かのコーナーが遅い。日本のサーキットにはないようなコーナーが2つあって(9コーナー、13コーナー)そこが上手くいかない。そのあたりはシミュレーションでは分からない部分でした」
最終セクターの右の13コーナーはブラインドになっている上に、アウト側が下っている逆バンク状態。コースサイドで見ていても、ここをきちんと攻め切れているマシンは予選で4台程度しか見当たらなかった。伊沢は明らかにここでの進入速度が低く、出口でも外まで攻め切れていない。それでも、課題が明らかだけに、伊沢の落ち込みも前回ほどではないという。
「バーレーンはテストで走行していたのにクルマのフィーリングがつかめなかった。でも、今回は予選順位は同じですけど、多少アジャストできているかな。本当にサーキットを知らないという部分でタイムを上げられなかった。不本意な結果ですけど、自分で攻めれる部分もあるし、クルマとのフィーリングもバーレーンの頃よりは改善しています」
同じスターティンググリッドから、決勝は開幕戦のような怒濤のオーバーテイクを見せることができるのか?
「正直、バーレーンの予選後は何も見えなかった。でも、今回は(改善点が)見えている。それができるかできないかが大きな差なんですけど、少なからず、ちょっとしたステップは踏めていると思います。決勝はバーレーンよりは難しいとは思いますが、開幕戦くらい魅せたいなと思っています」
(F1速報)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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