TWG、安全対策の改善案を提案
2004年9月16日
F1の技術作業部会(TWG)が、F1の安全面の向上を目的とした2005年のルール変更案を提案した。提案には、新しいテザー・システムやサイド・ヘッドレストの改良などが盛り込まれている。
イタリアGPの行われた日曜日、F1のテクニカル・ディレクターにより「建設的なミーティング」が開かれ、これらの提案が可決された。彼らは、「F1委員会および世界モータースポーツ評議会に対し、以下の提案が来シーズンから施行されるよう提案することに、満場一致で合意する」としている。
FIAによる詳しい声明は以下のとおり:
●ホイール・テザー
各ホイールは、現在のテザーの4倍の強度を有するテザー・システムによって連結される。
最近設置されたFIAモータースポーツ安全協会による指揮のもと、現在使用されているファイバー製のテザーではなく、金属製のテザーを開発したことによって、今回の変更が可能になった。
●ヘッドレスト
FIAの指導のもと、英トランスポートリサーチ研究所が実験を行ったところによると、サイド・ヘッドレストの厚みを増すことで飛躍的にドライバーの安全性能を高めることができる。
よって、サイド・ヘッドレストの厚みは75mmから100mmに変更される。
●破片対策
車体残骸の鋭利な破片によってタイヤが損傷し、多くの事故が起きていることから、今後はフロントウイングのエンドプレート、バージボード及びターニングベーンを、ケブラーなどの素材を用いてコーティング加工する。ケブラーを用いたテストでは、破片を80%減らすことが実証されている。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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